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問題の低気圧の位相がなかなかきれいに揃わない。一つの低気圧が通過していくとするGFSとCMC、台湾付近から本州南岸を先行する低気圧+本州南岸に新たな低気圧のパターンのECMとJMAで派閥がある。後者のほうがトラフの深まりと対応してくるので、25日にかけてより強く発達する傾向。
24日の低気圧は、GFSが最も穏健派でトラフも浅い。ECM、CMCの順にトラフが深くなり低気圧の発達も強い予想。GFSがこの24時間ほどの初期値ではずいぶん穏健派な予想だがどうなるか。前後の総観場を見ていると、なんとなくECMのバランスが良いような気がしてしまう。
四国沖の亜熱帯低気圧、MSMはなかなか強めに出している。昨日の今日なので、信じてあげたいが、過発達の可能性は十分にある。ただ、GFSでも強い降水は読んでいて、その後にしょぼくれた12号のほうに湿った空気を渡しそうなので注目しておいたほうがよさそう。
エコーの強さの割には、発雷が割合すくない気がするし、雲頂もべらぼうに高いわけではない。
2年前の西日本豪雨と同じで、極端に対流が深い構造ではないということが言えそう。極端降水と極端対流はまた別ということです。
30日の道東の高温が話題だけど、シベリア沿海州でもフェーンで高温偏差域が広がっている。850付近の高温偏差域がシベリア付近で作られ、それが南下してフェーンをもたらしている模様。
19号の目の南半分のエコーがなかったのは、減衰ではなく本当に雨が降っていなかった様子。マイクロ波でも雨雲が弱いし、乾燥空気がすでに入り込んでいて台風としては完全にピークアウトしていた。しかしこれが天気図的には狩野川台風とそっくり。今後は狩野川台風の数値実験もテーマになってきそう。