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こんなあどけない顔でいるシギくんですが、一時期不在となった白の竜神の代役として世界中に溜まり出した黒の感情(悲しみや憎しみ等)をまとめて自身に取り込み、西の聖獣も驚愕する程の短期間でその全てを難なく白の感情に循環させたという偉業の持ち主でもあります。
差別も迫害も無い平等なヒトの世を純粋に望むシギ(右上・エルフ)と、そんな理想は決して叶うはずがないと人間を忌み嫌い続けるカナン(左下・エルフ)
千陽のイラスト漁ってたら初期のを発見。この頃はまだ描き方安定していたのかもしれない……(ここから徐々に徐々に容姿安定しなくなっていったような……)
松葉杖の少年──紫野千陽。
高校一年生。
学校の階段から転落し、右足を骨折したことで入院。
無意味に等しい行為であると分かっていながらも、日々歩行訓練に励む健気さを持つ。
これまで何一つ希望を知らず、無力感に呑まれそうになっていた彼は、ひと時の癒しを求めて中庭へと向かった。
車いすの少女──真藤律葉。
彼女は生まれつき、両目と両足、そして心臓に重い病を負っていた。
幼い頃よりの病院暮らし。
学校に通うことはおろか、病院の外へも容易には出られない。
そんな日々に安息を与えてくれるのは、木々と花々の香りに囲まれた、静かな中庭だった。
車いすの少女と松葉杖の少年は、精神面でお互いを支え合うことができても、物理的に支え合うことはできない。
分かりきっているはずの未来に抱いてしまった願いの重みにどうか潰れないようにと、見えもしない星に祈りを捧ぐ。