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ハンミョウ、8月上旬に飼育ケースの土中から出てきました。穴から顔を覗かせていたアホの坂田師匠似の幼虫が、こんなクールな極彩虫に生まれかわる不思議。フィールドでも新成虫がちょこちょこ活動していて、日本の山道が一番美しく輝く季節ですね。
危険を察したスミナガシ終令は、「いいのかいいのか、この怖い顔を見せてもいいのか?」と言いたげにナメクジヘッドをフリフリしたけど、ぜひとも見たかったので見せてもらいました。西日を浴びて葉上に伸びる影もカッコよかったです。
コナラの新芽になり切り続けたヒメカギバアオシャク、葉を折り畳んでつくった小窓つきの蛹室でしばし休んだ後、しれっと羽化しました。表面の涼しげな緑とは対照的に、裏面の黄橙が妙に鮮やか。
垂蛹になるべきなのに飼育ケース底面で蛹化してしまったコミスジ。木工ボンドで糸をくっつけテープで割り箸に吊るしておいたら無事羽化しました。「岩国市田舎村がらくた昆虫館」さんの情報に感謝。 https://t.co/wAFU968tRg
昨年9月初旬にモミジで見つけたギンモンスズメモドキ(終令への脱皮直前)、約11ヶ月を経てようやく羽化したので、もといた木に帰してきました。図と地の関係を惑わせる不思議な銀白紋。
幼虫時代は健康体だったのに、へんな蛹になったアサギマダラ。重度の障害はあるもののちゃんと羽化しました。翅も触角も脚もへろへろで介助が必要だけど、先が分かれたままの口吻を駆使して食欲旺盛。羽化後16日を経過した今日もますます元気です。
モントガリバも羽化しました。こんなに大胆なデザインだと目立ってしようがないのではと思ったけど、フィールドに戻してみたら、サルノコシカケ的な茸を表現しているらしきことがわかって納得。
蛹化したスミナガシをこの時期に羽化させてしまうという痛恨のミス。どこでどう間違ったかなあ。しかたがないので、真っ赤な口吻やら和風柄の翅やらを記念撮影し、裏山に逃がしたらものすごい勢いで飛んでった。
生駒山で捕獲して飼育中のリンゴコブガ幼虫。自らの歴代頭部脱皮殻をトーテムポールのように積み重ねるアブナイ性癖の持ち主。一般的には齢数8とされてるけれど、この個体は既に8個の殻を積み上げ、9齢目の頭でサクラの葉をムシャムシャ食べてます。
尺取り過ぎるシャクトリムシ、フタナミトビヒメシャクの幼虫。尺取る時に軸が大きく傾くので、写真撮るのわりと難しかったのです。(2015.7.8 奈良県生駒市)