ヤカーンさんのイラストまとめ

つるまいかだ「メダリスト」1巻(2020年発売は1巻)
フィギュアスケートの漫画なんてさ、素人の主人公が何故か4回転とか飛べちゃってコーチに才能を見出されちゃったりするもんなのに、ジャンプの回転数よりスピンの質を上げるって、あーもう最高！スケオタにはたまらない。

ヤマシタトモコ「違国日記」6巻(2020年発売は6巻)
朝の残酷な無邪気さが痛い。言葉が思考を形作り、概念を存在させる。それほど名前を付けるという事が大事で。朝が自分の国の言葉を話す日が来るのが楽しみ。

和山やま「女の園の星」1巻(2020年発売は1巻)
今年は和山やまの年だな〜と思うくらい「女の園の星」も「カラオケ行こ！」も面白かった。このマンオンナ編1位も納得。職員室の独特の空気感とギャグの相性の良さが抜群。

アミュー「この音とまれ！」23巻(2020年発売は22〜23巻)
恋心と部活動の両立に悩んだヒロ先輩だからこそ「大事にしていいんだよ」の言葉が胸に響く。さとわちゃ〜ん、今もずっと自分を傷つけてるチカのこと頼んだよ……。

草水敏・原作、恵三朗・漫画「フラジャイル　病理医岸京一郎の所見」19巻読了。
医療漫画といえばこちらも抜群の面白さ。医療事故を巡る裁判は、何かのせいにしたくなる遺族の気持ちもわかるだけにやるせない。ただ神本さんが彼女の隣に座ってくれて良かった。

Shrinkといい、リエゾンといい、どちらも精神科テーマの良質な医療漫画で先が楽しみ。

白浜鴎「とんがり帽子のアトリエ」8巻読了。
銀の器に甘いお茶をたっぷり注いで、色とりどりの砂糖菓子を並べてさぁお茶会を始めましょう。夢いっぱいのおとぎ話の世界は暗黒の底なしの沼の上に浮かぶ小島のようで、世界の不条理がそこかしこで姿を見せる。子どもが知恵を知り大人になる過程も楽しみ。

七海仁・原作、月子・漫画「Shrink-精神科ヨワイ-」4巻読了。
喜びも悲しみもすべて私だけのもの……そんな言葉が心に浮かぶ。苦しさは他人と比べるものではなく、ただ自分の気持ちに素直になって良いのだとそっと手を差し伸べられる。

吟鳥子、中澤泉汰・作画協力「きみを死なせないための物語」8巻読了。
無事完結。きみはジジであった。きみはヒトであった。きみは地球であった。きみはすべての命であった。きみは未来であった、希望であった。長い長い叙事詩は新たな幕を開けそしてまた語り継がれていく。

クリスマスイラスト

12/24はアトリさん(@Nightingale_A13 )リクエスト、インフィニティフォースの界道笑ちゃん。