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「この設計図はただの紙にすぎない。今はまだ、空っぽの青写真だ。
あとはお前の力で、お前の住処を築くんだ。
頑張れ、もけ!」
「ボク・・
みんなみたいな立派なお庭無理って思って・・でも、どうしたらいいかわからなくって・・でも、でも・・・
ホークさん、ありがとう・・ボク、頑張るよ!」
「俺の故郷のアイランドに、小さな島がある。
何もない島だが、世界中から人がやってきて、交流して去っていく。
多くの言語や文化、情報が行き交い、活気に満ちている。
島を築いた者はもういない。島を突き動かしているのは、そこに残された信念だ。
もけ、住処を築くというのはそういうことだ。」
「どうだ?」
「うん、もういいみたい。」
「そうか、よかった。
もけ、お前にケガをさせてしまった上に、今日まで世話になった。
その詫びと礼がしたい。」
「いいよ、そんなの。
ボクもすっごく楽しかったもん。」
「いや、俺の気のすむようにさせてくれ。」
「レイラ、久しぶりだな。」
「まぁ、ホークさま!
ここにおられるということは・・」
「ああ。
これでアイランドは、新たな第一歩を踏み出せる。」
「ついに成就なされたのですね。
相変わらず、お忙しそうで・・・」
「いや、そうでもないさ。
レイラ・・ここはいいところだな。」
「・・・?」
ホークが放ったのは”我力”!
職人の聖地、アイランドに君臨する4人のキング・・
その王の一人、キングオブカーペンター!
世界中から集うアイランドのあらくれ達と言えど、その我力の波動を受けて意識を保っていられる者などほぼいない!
まして、ライフの片田舎のチンピラなど言うにも及ぶまいッ!
空の王者 - 鷹 -
鷹匠による秘伝の訓練を受けた鷹は、コウモリのようなある種の超音波を発して狙いを定め追尾する。
その波動を受けた獲物は身がすくみ、あるいは意識を失い、鋭い爪の餌食となる。
自動追尾型巡航ミサイル「トマ・ホーク」のロックオンシステムは、これをヒントに開発されたという。
「ホークさんてどこから来たの?」
「アイランド諸島というところだ。」
「島かあ!
どのへんどのへん?」
「そうだな・・ここが今いるところで・・・」