酔いどれもっけ@ピグアイランドさんのプロフィール画像

酔いどれもっけ@ピグアイランドさんのイラストまとめ


「酔いどれもけの小さなかくれ里」は、サイバーエージェント社のソーシャルゲーム「ピグ」シリーズの画像と一部設定をもとに、2011年11月から2012年5月までアメブロで連載された創作物語です。10年の節目に開始したリニューアル配信は、第一期完結しました。振返りは各話形式のアメブロをご覧ください。第二期の配信は未定です。
ameblo.jp/mokekom

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「もけ、腰をもっと落とすんだ。重心が高いとハンマーがぶれる。
そうだ、なかなかスジがいいぞ!」

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「うっわー!
これ、ホークさんが作ったの?」
「故郷に昔から伝わる民芸品のオートマタだ。
俺の国の者なら、子供でも作れる。」
「ジャック、ほら見てよ。
カラクリ人形だってさ、すっごいなあ!」

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「彫りモンか、いい腕してんじゃねぇか。」
「カボチャのお前にわかるのか?」
「まあ・・な。
だがそれ以上に、オマエがただモンじゃねぇってことはわかるぜ。」
「そうか・・
その言葉は、そのままお前に返すとしよう。」
「記憶がまだまだだが・・
ナイフってのは、何かこう・・たぎらせやがる。」

0 47

「なら、ここにテント張れば?
そっちの、カボチャの時に広げた雑木林でも適当に倒してさあ。」
「いいのか・・?
いや・・そのキズがよくなるまで、ここで何か力にならせてくれ。」
「それじゃ、おチビちゃん。
ケージのことはまた今度じゃな、お大事にのぅ。」
「ありがとう、ジョセフじいさん。」

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「ボウズ、すまなかった。」
「五寸釘程度でおおげさなんだよ。」
「クギいっぱい持ってたけど、大工さんなの?」
「ああ、俺はホーク。
仕事でこの国に着いたばかりで、もっと注意すべきだった。」
「お前さん、宿はあるのかね?」
「俺はいつもテントで生活している。」

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「わーーーーっ!!」
「・・・おい、大丈夫か!!」

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(プスリ)
「・・・ん?」
「お、おチビちゃん・・・」

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「ほぅほぅ、ケージをのぅ・・・」
(ドンッ!)

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そこにあったのは、からっぽの酒瓶。
もけに残された、たったひとつの現世の記憶でした。

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「ここが地図の場所だぜ。」
「まあっ!?」
「何だ、こりゃ?パンツじゃねえな。」
「もけさん・・・
ジャック、このことはみんなにはナイショよ。」
「ヘッ、話そうったって言う相手もいねえや。」

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