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「ゴジラvsコング」鑑賞。地球空洞説や陰謀論が飛び交う前半に正直アウトかと思ったが、余計なものは排除し(過ぎ?)バトルに徹しテンポ良く進めた後半で持ち直す。内容がSF的リアルよりファンタジーに傾きすぎ、また初期のクトゥルー的要素が希薄になったのは個人的に残念。だが楽しめるは間違いない。
今日はロバート・A・ハインライン誕生日。「宇宙の戦士」は彼のタカ派的側面が賛否を呼びましたが、「異星の客」はヒッピーの聖典になり「月は無慈悲の夜の女王」では革命を描く等作風は多様。小説自体はとても面白く、長編「夏への扉」「人形使い」短編「地球の緑の丘」「輪廻の蛇」等名作の嵐です。
「ライトハウス」公開目前という事でロバート・エガース「ウィッチ」Netflix再見。17世紀米北東部を舞台にした一種のオカルトだが、フレンチホラーの傑作「RAW」同様思春期少女の「女性への変貌」のメタファーとも取れる。ベルイマンを思わせる緊張度の高い暗鬱で不穏な演出が秀逸。新作が楽しみだ。
おはようございます。今日はボブ・フォッシー誕生日。「オール・ザット・ジャズ」がカンヌで「影武者」とパルムドールを同時受賞した時はブーイングが起こったそうで、この映画が大好きな私は複雑です。「キャバレー」は勿論、非ミュージカルでモノクロの伝記映画「レニー・ブルース」も傑作でした。
今日はビリー・ワイルダー誕生日。問題作「失われた週末」「サンセット大通り」からノワール「深夜の告白」ミステリー「情婦」軽快な脱獄モノ「第十七捕虜収容所」。そしてオードリーやモンローやマクレーンの魅力を限りなく引き出したコメディ。黄金時代の映画名人。リアタイは「フロントページ」。
おはようございます。今日はテレンス・ヤング誕生日。007立上げ監督としてヒットシリーズの基礎を作った偉大な人。傑作スリラー「暗くなるまで待って」難病モノ「クリスマス・ツリー」、そして我ら世代には「レッド・サン」「バラキ」「アマゾネス」。そこには娯楽としての映画の真髄がありました。
ルチオ・フルチ生誕祭「サンゲリア」
イェイツは「恋は眼より入る」と詠いましたが、彼もまさかミミズが眼から出るとは思わなかったことでしょう。なりに品格のあるロメロ版ゾンビに対し「屍は腐ってナンボ」と振り切った漢気。ゴアにお色気そしてサメも繰り出すサービス精神には頭が下がる思いです。
「宇宙のデッドライン」アマプラ鑑賞。モノクロ時代の山ほどあるB級SFでは1ランク上の存在でしょう。暗澹たる未来像とペシミスティックな展開は70年代SFを思わせ、もっともらしい科学的解説や三角形をモチーフにした独特の美術センス、オチの意外性を含めSFやろうぜ!という作り手の気概が伝わります。
「タイラー・レイク命の奪還」Netflix鑑賞。アクション映画は散々観てきたがこれはやられた。前半のカーチェイスからの銃撃戦・肉弾戦に至る長回しを中心とした激烈バトル、敵だった2人が子を守る親として共闘する終盤の激アツな橋の攻防戦、全編に漲る緊迫感。感動を呼ぶラスト。劇場で観たかったよ。
昔夕方のアニメ枠で「魔法使いサリー」等が再放送される際、番組終了時の静止画に「おわり」という文字と共に素人っぽいヘタクソなキャラのイラストが描いてあり、しかもそこでかかっていたドリーミーなBGMが謎過ぎて、このままでは天国に行ける気がしないのです。