//=time() ?>
ロジャー・コーマン作品「金星人地球を征服」
題名だけ見ると大宇宙船団が地球にやって来る勢いですがそんなはずもなく、来たのは一体で先遣の工作員かと思われます。英国では金星ガニを焼き殺す場面が検閲で動物虐待の嫌疑をかけられたそうですが、英国には多分こんな動物が実際にいるのでしょうね。
今日はアンドレイ・タルコフスキー誕生日。透徹した映像美と厳格な演出による暗喩に満ちた(かつ睡眠誘発的な)数々の傑作群。世評高い「惑星ソラリス」「ノスタルジア」は勿論、「アンドレイ・ルブリョフ」の大地のような悠々たる語り口、「僕の村は戦場だった」の深い森林のような清廉さも忘れ難い。
BSで放送した「足ながおじさん」ミュージカル版を再見し、こんなおっさんと一緒になって本当に幸せなのかいお嬢さんと思って観ていたら初見の妻が「キャンディキャンディってこれが元ネタなのね」と目を輝かせていて、ここに日本海溝よりも深い男女の価値観の隔たりがあった、なんて、気にしないわ♪
昨日は東映のTVプロデューサーとして多くの特撮作品を手がけた平山亨氏誕生日でした。「悪魔くん」は勿論ですが「ジャイアントロボ」「キャプテンウルトラ」の登場怪獣が円谷作品と違うのはデザインや鳴き声にどこか「怪奇」の匂いを持っていた事です。「仮面ライダー」も当初は怪奇作品の趣きでした。
ルネ・クレマン生誕祭「狼は天使の匂い」
ジョニー・トーやたけし映画に見る、暗黒街の男たちが無邪気な遊びに興じる姿の源流がここにあります。命を張った裏稼業もこの映画の男たちにはまるで子供の遊びの延長のよう。米のドライなノワールには決してないウェットな空気感とどこか東洋的な無常観。
今日はアンジェイ・ワイダ誕生日。リアタイで「大理石の男」「鉄の男」を体験、「灰とダイヤモンド」「地下水道」を撮った伝説的監督が体を張って母国のいまを捉えようとする勇姿に若かった私は胸を熱くしました。「約束の土地」「コルチャック先生」そして晩年の「カティンの森」も優れた作品です。
「アメリカが清らかだった事は一度もない」今日はジェイムズ・エルロイ誕生日。「ブラック・ダリア」「ビッグ・ノーウェア」「LAコンフィデンシャル」「ホワイト・ジャズ」…徹底的にダークな世界観と極端に省略を多用した文体でアメリカの暗黒小説に新風を吹き込んだ鬼才。荒んだ前半生も伝説的です。
おはようございます。今日はサンドロ・ボッティチェリ誕生日なので、代表作「ヴィーナスの誕生」の映画パロディ画像各種をご紹介しておきます。
2枚目はテリー・ギリアムの「バロン」からユマ・サーマンのヴィーナス。当時まだ17〜18歳くらいでした。