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【X-MEN/Fantastic Four】
フランクリンを導いている間は終始「プロフェッサーX」だったのが、
最後の最後、ミュータントの進化を阻害しそうなリードの発明品を抹消する時だけ「チャールズ・エグゼビア」だったのが不気味
キティを追って、クラコアに向かったフランクリンとヴァレリア。エグゼビアが二人を連れ出したのでは、と勘ぐったFFはスコットに相談するが…
彼が「フランクリンはともかく、ヒトであるヴァレリアは島に入れない」と口走るものだから、スー激おこ。
スコットも、ここで窓口やらされると大変だな…
「嫌われもののミュータントであるフランクリンを守る唯一の道は、より強く一緒にあることなのよ」
「よく分からねえが、少なくともウチの息子には安全な場所に聞こえるな…その【ニュージェノーシャ】は」
自分の意見を尊重せず、また不調も治してくれない父親にイラつくフランクリン。
「父さんは一番頭の良い人さ。じゃあ、なんでたった二つの問題も解決できないんだ…僕と、ベンおじさんの」
そこは触れちゃいかんぜ、フランクリン
魔石の力にあてられての行動ではあるようだが、これを止めようとする仲間=モンスターたちすら「悪」と断じて切り裂こうとする様には、彼が保っていた最後の尊厳すらなくなっている。
一歩間違えてしまえば、あっというまに「暴君、暴力」に転じてしまうパニッシャーの戦い
そもそもからして、フランクもダケンもその行動には矛盾を抱えている。
問答無用で悪を滅すると言いながら、周りに罪なき人がいればふと手を止めてしまう。フランケンシュタインの怪物になっても消えぬ躊躇いが、彼の家族を悲劇へと招いたのではないか
ただ画面の迫力に反して…二人の男が非常に「空虚」な存在であることも強調されている。
殺された家族に報いよう。自分にこんな人生を歩ませる父親に復讐を。叶いもしない「家族のため」を行動原理にする二人。
二人共行くところまで行き着いているだけに、余計にその「願い」には虚しさが漂う