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蟲惑魔王に先攻を奪われ、手厚い罠を構えられた時、実を言うと諦めてた。「勝てない」そう思った。
「貴方はそれでいいの?」声を自覚した時、呼吸は深くなった。思考はクリアに、焦り、不安は消えた。
指先はいい意味で冷たくなって、カードの感覚だけが伝わる。
不思議な体験だった。
恐らく蟲惑魔王と戦うことになる。
罠をたっぷり用意されるだろう。
手っ取り早く乗り越えるには羽根帚やライトニング・ストームだが……
そんなものは必要ない!!
蟲惑魔という個性ギミックで向かってくるならば、こちらも個性ギミックで立ち向かうまで。
見せてやる、ブルーアイズの底力を!