🕊️⛵️🌴🥥鴻巣友季子(ウルフ『灯台へ』文庫化!アトウッド『老いぼれを燃やせ』)さんのプロフィール画像

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仕事の告知が主です。「100分de名著」『風と共に去りぬ』オンデマンドで視聴可。『謎とき「風と共に去りぬ」』『文学は予言する』訳業『嵐が丘』『灯台へ』『恥辱』『誓願』『老いぼれを燃やせ』『わたしたちの登る丘』『わたしたちの担うもの』『浜辺のアインシュタイン』。日本ペンクラブ女性作家委員、獄中作家・人権委員📚
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この作家のジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞を受けたBaba Yaga Laid an Eggという作品が邦訳されないかなあと思っていました。要約紹介。
「スラブ神話でバーバ・ヤーガは鶏の脚でできた家に住み、小さな子供を誘拐する魔女。この不朽の伝説を、女性性、老い、アイデンティティ、愛についての…

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世界はディストピア化し、生の重みへの差別意識を折々に感じる。「高齢者は集団自決を」発言が問題になっているが、その中で注目されるのが、古川真人『ギフトライフ』(新潮社)だ。自由はないが隷属による安定がある社会。生体贈与の対象になる弱者の命への悼みと悔やみという点に注目して読みました

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『ウーマントーキング』はアトウッド『侍女』『誓願』だけでなく、只今重版話題のキム・リゲット『グレイス・イヤー』なども髣髴とさせます。男性支配層による女性のスペック化と、婚姻・生殖のコントロール。
ん?どこかの国でも聞いたことがあるような?今ぜひ観て/読んでほしい映画であり本です。

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こちらは17世紀の魔女狩りを思わせます。性的魅力をもつ16歳になると僻地へ追いやられる少女たち。「呪い」「魔力」とは偏見と頑迷の別名ではないか。「弱き性」の痛みと叫びがどのように封殺されてきたのか、それを辿り直す圧巻のディストピア小説です。

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言語人口(第二言語以降の話者含む)は英語15億人に対しオランダ語は2300万人、カタルーニャ語は1000万人弱。ちなみにオランダ語の翻訳を辞退することになったマリエケ・ルーカス・ライネベルトさんは同年ブッカー国際賞受賞者(最年少)で、来年邦訳が出ると聞いています。これめちゃくちゃ面白そう。

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明日は中島京子さんの児童文学ガイド『ワンダーランドに卒業はない』の刊行トークにお邪魔します!こちらのご本は海外と日本の名作がたっぷりです。「くまのプーさん」「宝島」「点子ちゃんとアントン」「秘密の花園」「銀河鉄道」「アリス」「ゲド戦記」……読書の想い出話にも花が咲きそうです📚ぜひ https://t.co/YGdqvLSJ63

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2024-11-16

『翻訳、一期一会』呉明益さん、温又柔さんとの鼎談は、台湾文学の翻訳家天野健太郎さんが通訳を務め、談話にも少し登場されています。その数年後に鬼籍に入られるとは知る由もなく…。今振り返ると、マスクや対人距離なしに一堂に会し、大いに論じ笑いあったあの場が本当に僥倖のひとときに思えます。

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ヴェヌティ『翻訳のスキャンダル 差異の倫理にむけて』(秋草俊一郎・柳田麻里訳、フィルムアート社)
シュリー「砂の墓」(ブッカー国際賞受賞作、未邦訳)
永井みみ『ミシンと金魚』(集英社)
スチュアート『シャギー・ベイン』(ブッカー賞受賞作、黒原敏行訳、早川書房)

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