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百合文壇バーさんのイラストまとめ


百合についてのんびり語り合うバーです。
不定期に新宿のシアターGOO(新宿3-35-5 守ビル3F)にて営業中。

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東京創元社の文庫フェアをチェックしていなかった…。
松浦だるま先生が描き下ろしたサラ・ウォーターズ先生の百合小説『半身』の表紙が、残酷な物語に合っていて素敵。
1874年と時代は少し前ですがロンドンのミルバンク刑務所が舞台なので『さよならローズガーデン』の時代観がお好きな方はお試しを。

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冬虫カイコ先生『君のくれるまずい飴 冬虫カイコ作品集』。

引越し先の漁師町になじめない硝子と憂鬱と彼女を見つめる友人・蛍と描いた『泳ぐ花』。
うろこが身体に生えた親友のミナミをプールで飼うことになったナギサの動揺を描く『適者生存』 など、恋愛ではないけれど特別な関係を描いた作品集。

17 40

日野雄飛先生の大人百合オムニバス『理想と恋』。

元アイドルと宅配業者、服屋とパン屋など様々な個性を持った登場人物が大人ならではの屈託を抱えつつ距離を縮めていくお話が収録されています。
タイトルの"理想"にもある通りうまくいかないジレンマもありつつ、ほっこりした読後感に包まれる一冊。

7 11

トクヲツム先生『月と恋は満ちれば欠ける。1』。

幼なじみの華乃子と史織の恋の変遷を描いた百合作品。
高校時代の二人の過去と社会人になってからの二人の今が交互に描かれるのですが、関係性が一変していて空白期間に何があったか続きがとても気になる作品です。
早く2巻が読みたいです……。

9 29

犬井あゆ先生『定時にあがれたら』。
同じ会社の営業部で働く湯川さんと水城さんの社会人百合作品ですが素晴らしかったです。
控え目で気遣い屋の湯川さん(年上)が、自然体であけすけな水城さん(年下)を好きになり、だんだん二人の距離が縮まっていくお話ですが、感情の描き方がとても素敵です。

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「わたくし知ってたわ。うとまれていること……でも好き。姉ちゃま」

高尾滋先生『人形芝居』4巻。
気が強く妹を邪見する姉とどんなに嫌われても姉に寄り添おうとする妹の関係が素敵な短編一本が収録されています。
シリーズをご存じの方は妹の正体にピンとくると思いますが私の中では百合な作品。

8 26

『ほんとのこころ』の連載が始まった鈴木有布子先生の前作『ツールボックス・コンプレックス』。
自分一人の足で立つことができるようにと母に工具箱を見せられ育ったDIY三姉妹の三者三様の恋模様を描いた一冊。
姉妹の中で一番奥手な三女・美生に友達以上の存在ができる下りがとても素敵な百合でして

8 16

写真を撮る高校生にまつわる百合シーンが素敵な村山由佳先生『海を抱く BAD KIDS 』。
学内随一の優等生・恵理が主人公。
シリーズ前作『BAD KIDS』の主人公で写真部の部長をつとめていた都に対し恵理が寄せる恋心がとても切なく、片思いが終わる瞬間に二人が交わす最初で最後のキスが泣けます。

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鈴木有希子先生の新連載『ほんとのこころ』

いたって普通のオール3JK女子高生の真子と、大企業で働くOLの逢乃さんによる学生×社会人の年の差百合。
不思議な出会いきっかけに受験生の真子が逢乃さんに家庭教師をしてもらうことになるのですが、二人がどう距離を縮めるのか今後の展開が気になります。

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岸虎次郎先生『オトメの帝国/あーちえスペシャル』。

オムニバス『オトメの帝国』シリーズの中で特にあーちゃんとちえの二人にスポットを当てた回を一つにまとめた一冊。
クールでちょっぴり不器用なあーちゃんと、人懐っこくて心の優しい関西弁ギャルちえの関係をまとめて見返すとやっぱり素敵。

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