岡林リョウ🐙さんのイラストまとめ

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戦地の人食いモンスター
第二次大戦中、連合軍はスイスの村に駐留していたが、盗難事件が多発した。さらに何人もの子供が失踪した。ある夜、不審な影を目撃し追跡した兵隊は洞窟を発見。発砲されたので一斉射撃して入ると、一人のイギリス兵が絶命し、周りに喰われた子供の残骸が散乱していた。

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ブギーマン
ヨーロッパを中心とした、子供の恐怖の化身。姿は一定せず、室内に現れるが屋外の言い伝えがあるところもある。呼び名も一定しない。中世における子供の躾のための教訓妖怪だったのかもしれない。

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ひょっとこ
大衆舞楽で道化の役割をする口を曲げた滑稽な仮面の男。民間では火吹き男として口は火などを吹く形だとかいわれ、竈神などと同一視されることもある。東北では宝を生む子の縁起の良い起源を語る民話も。

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ジャッカロープ
米国ワイオミング州の土産物に登場するレイヨウの角を持つ野ウサギ。ネイティブが支配した時代には生息しておらず、白人入植者とともに拡大したらしい。カウボーイの伝承によれば群れをなし人の言葉を真似する。ほぼ架空である。

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ピトゥトゥルマジムン（人取魔物）
石垣島大浜のフクギに落ちてきた疫病神で普通の人には見えない。戦前は祈って天に返さないと一族根絶やしといった。那覇のある散髪屋のサインポールに女頭蛇身のものが絡んでいたのが目撃された。突然火災でそこだけ黒焦げ「沖縄怪談〜耳切坊主の呪い」小原猛

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バロー
アイルランドで恐れられる邪悪な海のフォモーリア族のバローは若い頃ドルイドの祭祀を覗き片目に毒気を浴びて邪眼を手に入れた。一瞥でやせ衰えさせるどころか石化させてしまう。呪力を発揮するときは額が4倍に膨らむ。最後は膨らむ前に石で邪眼を貫通させられ倒された。

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木の怪
魏の湖南省太守が田畑を買ったが、真ん中に巨木があって木陰に作物が育たない。切り倒させようとしたら幹から大量の赤い汁が出る。太守は普通のことだと枝を打たせると樹上のうろから老人が飛び出し太守を襲う。応戦すること四五匹で収まり切り倒した。怪物は正体不明で太守は出世した。

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トンゾウ
岩手県岩泉のマタギ佐平が宮ノ沢というところに入るが鹿の一頭もとれない。帰り支度を始めたとき黒い大きな牡牛のようなものが「俺はトンゾウだ、撃ってみろ」と脅すので逃げ帰る。横長嶺で猟をしていると再びトンゾウが飛んできて「なぜ山を荒らす！」と怒る。佐平は病みつきそれきり

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スカンクエイプ
異臭を放つ沼地のビッグフットとして近年話題になるフロリダ、エバーグレーズ国立公園のUMA。スワンプエイプとも。オランウータンに似た褐色の二足歩行類人猿で19世紀末から報告はあるらしいが、写真は僅かしかなく、臭い以外の特徴があまりぱっとしない。

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西王母の孫
漢の頃、黄原が門前に待っていた黒犬を追うとそのまま洞窟に入って桃源郷に着く。西王母の娘より娘と夫婦の運命にある、と伝言。契るも数日、家に知らせに行きたいと言うと泣く。二度と逢えない、3月1日は斎戒沐浴してください。その日になると雲間に女乗りの牛車が走るのが見えた。