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「どうなされた旅のお人」
なっとらんがな。
いわゆる軍艦巻きに首をひねりつつ育った。あんま軍艦に見えなかったからだ。自分の世代にとって回転式砲塔こそが軍艦の象徴だった。しかし軍艦巻きの生まれた昭和16年頃には、守るも攻むるも黒鐵(くろがね)の、つまり周囲を黒いノリで巻かれた甲鉄艦こそが軍艦の象徴であったのかもしれない。
「シャーロック・ホームズ対一休さん」というのを思いついた。これは面白いぞ。真実を突き止めるホームズに対して、一休さんはトンチで理非を誤魔化すことができる能力バトルだ。最後は当然タッグを組んだこの二人に、可愛そうなモリアーティ教授と将軍様がコテンパンだ。
(全盛期の山田ルイ53世)
シンデレラの絵本は、よくこのようにあり得ない状況なのである。ガラスの靴持ってニコニコしてる時点で舞踏会のドレス着てたら変だろう。これは演出上の都合であり、カレーの広告でお玉の底がピカピカなのに似ている。絶対に変だがこの方がいい。
「ポジションぶれキャラ」というのがあって、オレはこれが無性に怖い。具体的にはプリキュアのマスコットが「今回は一体だけ愛玩動物で残りは世話役」「今回は人間に変身可能」みたいなポジション上の差異が「えっそれいいの?」と怖くてたまらない。究極はグーフィーとプルートだと思う。怖い。
「何をためらっている、妹の病を治したければ早くワシの股間の葉をむしって持っていけ!」
一休さんはとんちを効かせるにあたって結跏趺坐し、半眼でなく完全に視覚情報を遮断する。しかるのちに脳の経絡秘孔を刺激して今で言うクロックアップを図るのである。要するにマイニング専用PCみたいな状態である。やべえなこいつ。
絶対事故るだろこれ。