ブッシュマン・ザ・映画フーリガンさんのイラストまとめ

10何年と様々な強さを描いてきた板垣先生が強さとは何なのか？と自問する様子が後半の『神の子編』から窺えます。天才ボクサー・アライJr.が達人達に寄ってたかってボコボコにされた挙句、バキに金的を喰らって泣いて終わる狂気の話に、強さに執着する醜悪さが存分に描かれています。強さは醜いのだ！

『バキ 大擂大賽編』(Netflixアニメ全13話)
100年に一度、中国に散らばる海王達から海皇を決める武術大会。毒に侵されたバキが挑む…
格闘マンガの金字塔、バキシリーズのアニメ化。この辺りからファンですら困惑する描写がチラホラ出てきますが、そのまま押し切られる面白さがビンビン。素晴らしい。

『デンジャラス　見えない殺人鬼』(米18年)
雪深い更生施設に集まった依存症の女達。殺人が始まる…
密室殺人鬼物。全員病んでて支離滅裂で雑な連続殺人と凶器のハサミに懐かしのイタリアン・ジャロの匂いを感じます。狂人女とオツム弱めな医者と警備員しかおらず、悪い意味で先が読めない。イマイチ。

『木根さんの1人でキネマ』(アサイ・7巻)
映画オタクのアラフォー女子が今日も映画を観る…
数ある映画マンガの中で最も面白いのは何かと問われれば、このマンガを2秒で推薦する。今回も郷愁とオタクの哀しい性が入り混じった爆笑ギャグが炸裂。映画ブログが親バレしたら笑うしかないぜ！素晴らしい。

『バトルフィールド　クルーティの戦い』(ウクライナ19年)
1918年、赤軍に反抗したウクライナ学徒兵の戦いを描く…
戦争群像劇。陰謀渦巻き過ぎて訳がわからない。必要なカットも足りず話が繋がらない。スローを多様した戦闘シーンは迫力皆無でダサい。終盤、唐突にガンカタが始まり驚く。イマイチ。

『フォードvsフェラーリ』の主役2人は当然素晴らしいんですが、追い込まれて目が泳いだ演技をさせたら天下一品の大男ジョン・バーンサルにも注目していただきたい。今回もフォード社中間管理職の悲哀を目の泳いだ演技で存分に表現しています。しかも、今回は狼狽た後にちゃんと見せ場がありますよ！

いい歳したおっさんにジャンプコミックを買わせる力が『チェーンソーマン』にはある！5巻発売中だ！

今年劇場で観て良かった映画上位4本はこれだ！
魂の歌を聴きやがれ！興奮の映画体験！『ボヘミアン・ラプソディ』！
観賞後の清々しさは他の追随を許さない！『移動都市』！
韓国最恐は伊達じゃない！怖えよ！『コンジアム』！
悲劇も喜劇も全部ジョークさ！笑いやがれ！『ジョーカー』！
以上、4本！