<犬神>
西日本各地に伝わる、犬の霊の憑き物。 1.佐脇嵩之『百怪図巻』「犬神」 2.鳥山石燕『画図百鬼夜行』「犬神」※左下の童子姿の妖怪は「白児(しらちご)」

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“カパ太郎のソレ” 妖怪no.12
『鳴釜』

空耳かもしれない釜が鳴っているような音を、見た目けっこうカッコいい妖怪にした鳥山石燕には脱帽です。

クールな感じが出せればと思いデザインしています。

 

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<網切/網剪>
手先がハサミになっている両手を持つ甲殻類のような姿の妖怪。蚊帳や漁で使う網を切り裂く妖怪と考えられる。また上半身が「髪切り」に類似している。 1.鳥山石燕『画図百鬼夜行』「網剪」 2.佐脇嵩之『百怪図巻』「かみきり」

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<煙々羅(えんえんら)/煙羅煙羅(えんらえんら)> 煙の中に怪しい顔が浮かび上がった妖怪。 1.鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より「煙々羅」 2.『#ゲゲゲの鬼太郎』「えんらえんら」

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<ふらり火> 炎に包まれた鳥のような姿の妖怪。 1.佐脇嵩之『百怪図巻』「ふらり火」 2.鳥山石燕『画図百鬼夜行』「ふらり火」

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神楽鈴の付喪神「鈴彦姫」を妖女化。

鳥山石燕の解説文には「隠れし神(アマテラス)を天岩戸から出すために神楽を演奏したアマノウズメの古事記がなつかしいなと思った」と記されている。
神道の鈴つながりで神楽鈴だけでなく、神社の拝殿にある大型の鈴(本坪鈴)要素も髪型やブーツに取り込んでいる。

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<濡女> 海岸に現れる、人間の女性の頭部を持つ巨大なウミヘビの妖怪。 1.佐脇嵩之『百怪図巻』「ぬれ女」 2.鳥山石燕『画図百鬼夜行』「濡女」

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<産女/姑獲鳥(うぶめ)> 死んだ赤子を抱いた女性の妖怪。源頼光四天王の卜部季武が出会った逸話もある。鳥の姿でも描かれる。 1.佐脇嵩之『百怪図巻』「うぶめ」 2. 鳥山石燕『画図百鬼夜行』「姑獲鳥」

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鳴り響く銅盤の付喪神【乳鉢坊】
鳥山石燕『百器徒然袋』の解説文から創作を広げ、同じ画に描かれていた瓢箪小僧の要素を吸収し、目覚まし時計とドラムセットを合体させたような独自の形態へと妖女化。
いつかは同志のメンバーを集めてバンドを結成しよう!...と夢のうちにおもひぬ。

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<わいら> 見た目以外は謎の妖怪。「おとろし」と対になって描かれることが多く、揃って「恐れ」を現す妖怪とされる。 1.佐脇嵩之『百怪図巻』「わいら」 2.鳥山石燕『画図百鬼夜行』「わいら」

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<うわん>見た目以外は謎の妖怪。 1.佐脇嵩之『百怪図巻』「うわん」 2.鳥山石燕『画図百鬼夜行』「うわん」

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<ひょうすべ> 九州地方に伝わる妖怪で、河童や山童の一種と考えられる。ナスを好むとされる。 1. 佐脇嵩之『百怪図巻』「へうすへ」2.鳥山石燕『画図百鬼夜行』「ひやうすべ」

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<一つ目入道/目一つ坊> 一つ目小僧の大人バージョン。一つ目の大人の僧の姿で描かれる。1.佐脇嵩之『百怪図巻』「目一つ坊」 2.鳥山石燕『画図百鬼夜行』「青坊主」

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鳥山石燕の肖像画。
モデルは荒俣宏先生です。

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<古籠火(ころうび)> 灯篭の火の妖怪。 1. 鳥山石燕『百器徒然袋』より「古籠火」 2.『#ゲゲゲの鬼太郎』古籠火

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◯ぬうりひょん

鳥山石燕『画図百鬼夜行:前篇風』に描かれた妖怪。狩野派の化物尽くし絵巻に見られる「ぬらりひょん」を下敷きにしたと思われる図像となっている。
国書刊行会『鳥山石燕 画図百鬼夜行』の解説では「う」は「ら」の誤刻かと推測されている。

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花のみやこに社さだめず、あらぶるこゝろまします、神のさわぎ出給ひしにやと、夢心におもひぬ(百器徒然袋)

よくわかれへん妖怪やけど、水木しげる先生がデマを流して混乱に陥れる妖怪と解釈してるし、鳥山石燕のことやから御幣と語弊が掛かってる気がする…知らんけどな

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穴のむじなの直をするとは、おぼつかなきことのたとへにいへり
袋のうちのむじなも同じことながら、鹿を追ふ猟師のためには、まことに袋のものをさぐるがごとくならんと、夢のうちにおもひぬ(百器徒然袋)

ハッキリしない、目がくらんでるってことかしらん
鳥山石燕の知識量がメッチャ欲しい(>罒<;)

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