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ファントム
『頼んだぜ!オーストリッチサマ!俺ちゃんは一旦補給に戻る!』
いいながら、ファントムは都市の方向へ飛んでいく

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オーストリッチ「お疲れさん、完全帰投するまで殿(しんがり)は任せろ。」

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「しかしまぁ、EXMって奴は便利だぜ・・・・・・ 規格品である以上。専用機であってもコストをかければこの通り。全く同じものが仕上がる。エース部隊の機体も、特務部隊の機体も、思いのままだ」

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交易都市O上空、衛星軌道――
「おぉっと・・・・・・ こっちたぁ結構な時間をかけて軌道上まで来たってのによぉ。勘が良い奴がいたのか―― ああ、くそ、頭がいてぇ」

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ファントム
『へ!あえて貰っといてやるよ!その一撃はな!』
本当に。本当に僅かな傷。これからの戦いに支障はない、だが、意志を持った傷であった。
名無しの亡霊は、不敵な笑みを浮かべて離脱して行った。

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ファントム
『だな。ってワケだ蠍サマよ。そんな機体じゃまともに逃げれんだろうから、さっさと脱出しとけよ。ま、若い身体を手に入れた以上、ちったァ長生きしてみろよな。次の稼ぎに行くぜ!兎サマ!』
シェミハザを高機動モードにして飛び去る。

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「だが―― アレだな。お前の押し付けすぎる踊り方は趣味に合わねぇ。一発はかましてやるよ。ネームレス」
紅蠍は刃を受け入れつつも。その最中、すっと刃を振るって止める。殺気はない、ただ命を賭ければ。刺し違える気があればお前の命に届いたという強がり。

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ファントム
『へっ!俺ちゃんは処刑人だが、今処刑するのはあんたじゃねぇ。あんたがそうなった原因を作った、ド外道を狩らにゃならんのでね!戦闘不能だけにはなって貰うがな!』
シェミハザの高周波ブレードが、紅蠍の四肢を切り捨てる。

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「ほんっと、ままならねぇよなぁ。あの時は機体がどうしようもなくて。今度は体の方がどうしようもねぇ。そもそも女子供の魂を上から潰して生きてるってのが恥なんだが―― ああ、ボイスチェンジャーを外すか。あー、あー・・・・・・ 割とかわいらしい声だろ?」

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「なんとか振り切れたようね。けど武装を失ったのは痛手ね…向こうもまだ切ってない札があるでしょうけどこれで凌ぐしかなさそうね…」
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「やっと補給終了…
マイナーな傭兵は補給も待たされちゃうね
え?大型EXMだって?
もう戦闘に入ってる?
ならオレは待機しておくかな…

ちょっと飯食ってるね

…3方から攻め立てた敵が、大型で力押しだけでは無いのでは?」

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ブラックハウンズどこだ…
奇襲だとしたら…北側水路は警戒中…
この状態で地上からの奇襲は気づかれるだろう…
宇宙、空からか?いや観測範囲外から上がるには…時間がなさ過ぎる…
まさか…エグザフォートレスから撃ち出すのか!


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ライズ
『露払いくらいはせんとな!切り込むぞ!』

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シトリー
『さぁて、アイツがネームドを抑えてるうちに、アタシたちはお供の掃討と行きましょうか! 』

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ファントム
『さぁて、まずはコイツをくらって貰うぜ!行け!アンサラー!』
シェミハザの各部に装着されていた刃が離脱し、ブーメランのように紅蠍を襲う。

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ファントム
『いいぜ!向こうは砲戦メインだろうから、俺ちゃんとアンタで翻弄して仕留める!
無駄な弾とエネルギーは使うなよ!ヤツの四肢と、あわよくば頭を抜けりゃそれでいい!行くぜ!』
飛び道具をパージし、接近戦に持ち込む

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「心得ましたわ。街を狙えば、どれだけ見え見えの陽動でも、市民の血を流すことあれだけ疎うあの方達が見逃す目はありませんものね?

でも、何かの手違いで私が見逃された時には、ああ…うふふっ…♪私に、そんなひどいことをさせないでくださいね…?」

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白い機体が陽光を反射する。
迦陵頻伽は敵の手の届かない高空からその布陣を確認していた。
「あらら、まだ結構な戦力を残していたんですねぇ」
「アノ馬鹿デカイノハナンダ」
「移動要塞ってのかな初めて見た」
「ドウスル?最大励起状態デノ音速突撃ナラバ…」
「しません!」

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12月にバンダイから発売される30MMエグザビークル小型量産機のプラモがどうしてもRWBYに出てくるアトラシアン・パラディンにしか見えないw

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「まあ、なんて大きな機体…!この惑星にはあんな機体もあるのね!この一件が終わったら、私ももっと大きな剣を仕立てて貰おうかしら…?」
「…さて。それでは私はこの要塞からは離れて、敵の大物の注意を惹きつける…それでよろしいかしら、魔女のお婆様?」
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