第一回十字軍で建設された十字軍国家たち!
東ローマ帝国軍が退却したのを、「聖地を譲渡する」という意思表示だと思い込んだ十字軍が征服地に堂々と建国。当然そんなはずはなく、イスラーム教徒ばかりか東ローマ帝国まで敵に回してしまう原因となりました。

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叙任権闘争の裏側で、第一回十字軍出動!
持ち駒が増えればラッキー♪と気軽に援軍要請した東ローマ帝国のもとにやってきたのは、''聖戦''に燃える大軍団でした。当然、イスラーム教勢力との戦いに対する想いはすれ違うわけで…。

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教皇庁内戦で一人勝ちしたノルマン人お手製の国家、ノルマン=シチリア王国!
世界史の教科書では一瞬しか出てきませんが、キリスト教世界とイスラーム教世界を結ぶ地中海の交易ターミナルとして大発展し、東ローマ帝国を脅かすほどのパワーを持っていました。

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第一次ブルガリア帝国さん!

東からやってきた遊牧民がバルカン半島に住み着いて農耕民と融合した国家を築く…という王道パターン。「帝国」という国号を平気で名乗り、東ローマ帝国やローマ教皇庁からも公認を得てしまう天下無双ぶりで知られます。

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先日のイラストで登場した、カロリング帝国さん!

カロリング家のもと勢力拡大を続けていたフランク王国さんが、その覇権を宗教面で支える教皇庁の策謀で「帝国」の衣を被せられた姿。
そのせいで東ローマ帝国さんと険悪になりますが、のちに和解しました。

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紀元8~9世紀の地中海世界!

政敵排除という目的のもと、一心同体となったカロリング家とローマ教皇庁。ついには西方帝国の建設を宣言して、東ローマ帝国と合法的に決別!?
ここにオリエントから切り離された西欧の歴史が始まる…という人もいます。

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ササン朝ペルシアに関しては、東ローマとの大戦争とイスラーム教団の勃興がセットで起こってしまったのが不運でしたね…。どちらか一方ならば、まだ再興の余地はあったかもしれません。

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2023.11.23 新刊案内です!

「幻創千年帝国ビュザンティオン」
カルデアのマスター藤丸立香とサーヴァント・コンスタンティノス11世が生き残った東ローマ帝国を滅ぼしに行く話

小説/A5/再録+書き下ろし約21万字/260P/一般向け/2,000円/コン陛下中心

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紀元7世紀~8世紀半ばの地中海勢力図!

アヴァール・東ローマ・ササン朝という三帝国がオリエント大戦で疲弊した隙に、ウマイヤ家の指導下にあるイスラーム教勢力が急成長。動乱の中で、教皇庁は鞍替えの決意を固めていきます。

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オリエント大戦(紀元602~628年)!

アヴァール到来に伴う因果律の乱れが一点に収束し、東ローマ帝国とササン朝ペルシアという二大帝国の最終戦争が勃発!アヴァールも巻き込んで、互いに帝都を焦がし合う機動戦が繰り広げられます!
その結末とは…!?

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先日のイラストに登場したアヴァールさん!

フン帝国の崩壊から約150年の時を経て再び現れた、スラヴ人やゲルマン人を従える大遊牧帝国。
なお、東ローマ皇帝から黄金のベッドを贈られた際は「状態が悪い」と文句をつけて返品しました。

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紀元6世紀末~7世紀初頭の地中海勢力図!

再征服戦争で古の版図を取り戻した東ローマ帝国に、遊牧民(アヴァール)の来襲とそれに脅かされたゲルマン人(ランゴバルド族)の難民殺到という、どこかで見たようなパターンの苦難が襲い掛かります!

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先日登場した、ランゴバルドさん!

「ロンバルディア」の語源になったといわれる後発組のゲルマン人で、東ローマ帝国が苦労して再征服したイタリアに押し入り、その大半を占拠してしまいました。彼女がそこまで引っ越しを求めた理由とは…?

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古代末期のイタリア史がひと目で分かる大行進!この5人で、だいたい100年くらい(紀元5~6世紀)を占めています。

なお、この中で最もイタリアを苦境に追い込んだ支配者は、間違いなく東ローマ帝国さんです()

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ササン朝ペルシアさん!

古代末期のオリエントの大国で、東ローマ帝国さんにちょくちょくお金をせびったりする腐れ縁。西地中海再征服戦争のどさくさに紛れて東ローマ帝国領を掠め取ろうとしたものの、普通に返り討ちにされました。

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536年、火山噴火で舞い上がった粉塵が太陽光を遮断。全世界は闇の中に沈み、大寒波が各地を襲います。
折しも東ローマ帝国と東ゴート王国の熾烈な格闘が繰り広げられていた地中海世界は、争乱・冷害・疫病の同時多発という悪夢に見舞われてしまうのでした。

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ニーベルンゲンの歌を主演した、ブルグントさん!

ローマ文化に早くから順応したとされる部族で、ガリア(現フランス)の南の方に定住。現地のガロ=ローマ貴族とも仲良しになり、彼らを従えようと攻め上ってきた東ローマ皇帝の軍勢を追い返したりしました。

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東ゴートさんのスポンサー、東ローマ帝国さん!

東西に分置された帝国政府の片翼。西ローマ帝国政府の消滅後は名実ともに唯一の「帝国」となりました。その権威は、西方でふんぞり返っているリキメルやオドアケルですら平身低頭するほど。格が違います!

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先日のまんがに出てきた東ゴートさん!

西ローマ帝国に逃げ込んでフン族と対峙した西ゴート族とは対照的に、フン族に征服されてから東ローマ帝国と結託して自立した部族です。
擬人化デザインも、西ゴートさんと対になるようにしてみました。

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まんが:東ゴートさんが悩みを聞いてあげるコーナー

東ゴート王テオドリックは、幼少期から東ローマ帝国の宮廷で暮らしていたためか、ヘタなローマ市民よりもギリシア文化やローマ文化に詳しかったそうです。

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