『書店にまつわる泣ける話』エピソード6
風の吹き抜ける書店

祖父母が残した書店を母と一緒に切り盛りする中学生の菜々美。ある日店番をしていると見慣れない少年がやってきた。彼の祖父は忍者の末裔だと言うが。不思議でちょっぴり切ない青春物語。

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『書店にまつわる泣ける話』エピソード5
あなたの『好き』をおしえるもの。#桔梗楓

3歳の息子の育児に悩んでいた私。ある日、息子と出かけた書店で書店員から思いがけない言葉をかけられて…。育児に疲れた人なら共感必至の気づきと救いの物語。

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『書店にまつわる泣ける話』エピソード4
記憶の中の本

書店員の美玖に、本を探して欲しいと頼む老婦人。しかし本のタイトルも著者名もわからないと言う……。書店員の仕事に焦点を当てた、コンテスト優秀賞受賞の意欲作。

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『書店にまつわる泣ける話』エピソード3
かたつむり書店

夫婦ではじめた書店を、夫亡き後も懸命に守ってきた晴子。支えてくれたのは常連客の椿だった。こんなに静かな恋もある……大人の純愛を描いた出色の一作。

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『書店にまつわる泣ける話』エピソード2
月刊 たかしくんをつくる

ある日、貴史のもとに1冊のマンガ雑誌が届いた。これから毎月一冊、あなた宛に本が届きます」と母は告げる……。本好き必読のクスリと笑えてじんわり泣ける1編。

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『書店にまつわる泣ける話』エピソード1
幸猫書房と飛び出す絵本

病院に来た移動式本屋『幸猫書房』。歩行訓練を終えた幸音は母と共に本屋を訪れるが……。本に残された少年の思いに胸が震え、温かい涙が溢れる珠玉の短編。

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『アイドルの泣ける話』エピソード12
舞台袖の五分間

姉に騙されて受けたアイドルのオーディションで、俺は意外な人物の意外な話を聞くことになり……。アイドルという存在の本質を描いた、心に沁みるショートストーリー。

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『アイドルの泣ける話』エピソード11
歌え、歌え、君の歌を

役場に勤める俺は、町で行われるアイドルのMV撮影のアテンドを任される。やってきたアイドルは、町でも浮いた存在だった中学時代の同級生で…。十年の時を経た切ない再会の物語。

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『アイドルの泣ける話』エピソード10
普通の男の子

三人組人気アイドルTRIINGのメグが突然の引退。替わりにメンバーとなった翔一は「普通の男の子に戻る」というその引退理由が、平凡な自分への嫌味にしか思えない。メグの言葉に隠された切ない真実とは?

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『アイドルの泣ける話』エピソード9
いびつな真珠

ホラー映画の製作中、主演のアイドルはシャワーシーンがNGだという。その思わぬ理由を聞いた売り出し中の映画監督の私は……。アイドルの光と影を描いた意欲作。

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『アイドルの泣ける話』エピソード8
しるべの光

50歳の母が突然「アイドルになる」と言い出した。母の知られざる過去と想いとは……。切なくも希望の光が射すポジティブになれるショートストーリー。

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『アイドルの泣ける話』エピソード7
君になりたい

文武両道だがやりたいことが見つからない俺は教師が勧めるまま名門大学を受験するはずだった。しかし“彼”を初めて見た瞬間から釘付けになり……。10代ならではの葛藤を鮮やかに描いた珠玉作。

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『アイドルの泣ける話』エピソード6
あの子は天使

脇目もふらず一人のアイドルを推してきた山崎は、ファン仲間から信じたくない疑惑を聞かされる……。理屈ではなく、無償の愛を注ぐファン心理を巧みに描いた泣ける短編。

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『アイドルの泣ける話』エピソード5
天使が前を向けと歌う

芸歴20年のおばさん三人組アイドル「リリマリコ」。康太にとって彼女たちは幼い頃の悲しい思い出に繋がる存在だったが…。消したいはずの過去が繋いだ不思議な縁を描いた感動作。

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『アイドルの泣ける話』エピソード4
「癒やし」のオシゴト

「癒やされない」と恋人に振られた私は、元同級生の働くアイドルカフェに連れていかれ……。女性の本音を赤裸々に描いた切なくも痛快な1作!!

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『アイドルの泣ける話』エピソード3
叔父とギターとナナハンと

叔父の部屋に届いていた一枚の葉書。杏菜は彼の死を知らせるため差出人に電話をかける……。肉体は滅んでも想いは生き続ける、そんな希望に満ちた泣ける短編。




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『アイドルの泣ける話』エピソード2
星は手の中で輝いて

推していた地下アイドルの恵一と結婚した和沙は子供にも恵まれ、幸せなはずだったが……。本当の幸せとは何かを考えさせられる心温まるショートストーリー。




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『アイドルの泣ける話』エピソード1
同担拒否を拒否する風景

ファン同士の「同担拒否」に苦しむアイドルA。飼い猫に愚痴っていたその時、インターホンが鳴り…。飼い猫の視点で語られるユーモアと哀愁溢れる異色の短編。




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