「都市は……俺が守る!」
黄塵は都市を守るべく前に出た。右手に装備したシールドは直撃には耐えられず右腕ごと大破する。

「俺は1人じゃない……マーセナリーズ、都市の人々、そしてあそこにいるバイク乗り。だからこの一撃はみんなの力だ!」
砲弾が放たれ、弧を描く。

3 7

「そんで、その隙間を俺が通るって話だ――!」
そして、動きを止めた水戦機の脇をハウンズ10は跳ぶように水中を突き進み―― 揚陸と呼ぶには、事故に等しい衝撃を都市に響かせる。

1 5


「純粋な水中戦では、劣るがなぁ!」
それでも、ハウンズ6の駆る機体は強襲揚陸も想定されている。水中で彼女を脅かせない訳では無い。

0 4


「対都市攻撃のエクスタシー! 逃せるはずもありません!」
恩と絆、そして情欲が入り混じった余人には理解出来ぬ感情と共に。ハウンズ12は引き金を引いた。この砲撃と、バイクのEXMが行った偵察により己の場所があらわになると分かった上で。

1 4

「嵐の女王……いいね!
この機体、『ティターニア・テンペスタ』にでも改めようかな?」

以前刀を使った事もあったが、レイピアを使ったスタイルも割りと合っている様だ

「No.0の言ってた記憶の上書き……憎悪の部分だけ強く印象付けられたかな……」


1 7


「ですが、こちらにはハウンズ1に生かされた義理もあります。No.100に雇われた恩もあります。何より―― 」
ハウンズ12の愛機、その火砲が立ち上がる。

1 3



ライズ
『大物は倒れたか。一時的に攻勢は止んではいるが……』
切り捨てた亡骸を背後に、辺りを見回す。

0 4


『こちら、マクシオン軍第12独立小隊! バイクにのったエグザマクスと交戦中――!』
「・・・・・・随分と鼻が効く傭兵ですね。こちらの場所をほぼ確定していますか」
その事実は砲撃手としての読み負けを示していた。
https://t.co/2MKeSVZj7a

1 7



シトリー
『ハァイ狼さん。アタシもお手伝いするわよ』
偶然その場に居合わせたのか、シトリーが声をかける

1 2



ファントム
『いやぁすまねぇすまねぇ。機体を無理矢理飛ばしてる手前、他の空戦機と違って燃料食うわ食うわ』
いつもと変わらない調子で補給を受け取る。

ファントム
『礼はマシマシにさせて貰うぜ、オーストリッチ、いや、ここじゃオークスサマ。か』

0 4



オーストリッチ「っんぁあ、絞まらねぇ声で話しかけるんじゃねぇよファントム!」
オーストリッチ「ブラン、余剰の増槽あるか?」
ブラン「あると言えばありますが、純正品ですのでバレたら目玉ですよ?」
オーストリッチ「構わん、分けてやれ。」

0 4


幕間。
「巨大エグザはなんとかみんなが倒してくれたみたいだな。あとは砲火力のあるハウンズ12を倒せば街の被害は減らせるはず。
降下してきたレコンを迎撃したせいで弾数が心許ないが……下がるか?」
オード「その必要はないぞ。ほれ、市長から渡された弾頭も持ってきたぞ」

1 7


「そして、最初から。この部隊に居たのは俺だけだ。全員ハウンド11の記憶を持ち、それを同期させることで生まれる完全な―― いや、なんだその名前は、ハウ・・・・・・ ああくそ、懐かしい気はするが。思い出せねぇ。何なんだよそれは」

0 7



ファントム
『ちょいとそこ行くオーストリッチサマよー。少しばかり補給なんかさせてくれねぇか?』
帰還中のオークスに通信をいれる。

0 4



セプテンバー「ナンバー12この前逃した奴か!
なんとしても無差別攻撃は阻止する!」 https://t.co/w8vJD5p2pw

2 7



巨大兵器撃破に実験小隊の面々が喚声を上げる中、ローンウルフはNo.0へ通信を繋ぐ。
「No.0、ローンウルフだ。此方は残存する敵通常部隊を撃破に向かう、No.100やマクシオン指揮官、ハウンズは任せる…雑兵でも逃せばテロ行為はできるからな、芽は摘み取る」

2 11




オークス「ブラン!一度第3艦隊本隊に戻るぞ!」

ブラン「良いのですか小隊長?まだ戦闘が続いてますが……」

オークス「あまり深入りすると奴等とバイロンで混戦になる。仲間と思っていた奴に後ろからズドンだ。引き際を見誤ると死ぬぞ。」 https://t.co/Y0tF5KXCUW

1 9


「そしてNo.5とNo.10による市長暗殺、それが成功するまで粘れれば。我々の勝ちです」

1 8


「お行儀が悪い手が、まぁ2つ程・・・・・・」

1 7