面つゝむ津軽をとめや花林檎 高浜虚子

りんごの花は、いまが満開の頃でしょうか🌸🍎
    『五百五十句』より

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「ユメカサゴ」吉原幸子

ユメにみられる魚なのか
ユメをみる魚なのか

(中略)

そいつはユメのようにうつくしくはなかったから

きっと
ユメをみていたのだ

『魚たち・犬たち・少女たち』より

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「 星めぐりの歌 」 宮澤賢治

あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の  つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、

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2 12

稲垣足穂『一千一秒物語』より

(一部抜粋)
ある夜倉庫のかげで聞いた話
「お月様が出ているね」
「あいつはブリキ製です」
「なに ブリキ製だって?」

   たぶん14  

ブリキの月を盗んだ少年水夫、どこへ行く?

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あけましておめでとうございます🎍
今年もよろしくお願いいたします!
新春の をあいさつ代わりに。

餅花やかざしにさせる嫁が君 芭蕉

「嫁が君」は正月三が日限定で使うネズミを意味する言葉だそうです。可愛い🐭💝
だけど

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立原道造「魚の話」(『散歩詩集』より)②つづき
実験漫画

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「 虚無の鴉 」 萩原朔太郎

我れはもと虚無の鴉
かの高き冬至の屋根に口を開けて
風見の如くに咆號せむ。
季節に認識ありやなしや
我れの持たざるものは一切なり。

https://t.co/zValyXsviz

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「 十二月 」 尾形亀之助

紅を染めた夕やけ

風と


ガラスのよごれ

https://t.co/fLgwdjVqTV

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4 7

じゃあ変身する途中だけどこのイラスト詩歌さんにあげるね!

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