天から降りてきた羽衣…木の根は太く大きく蔓延り、この地で生きていくことを暗示する。頭上には枝が生い茂り、もう天には戻れないことを示している。

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これぞ雅邦の富嶽図という画です。
この画を見ると朦朧体の原形があったのかなぁと思ってしまいます。本当に遠近感もあり、素晴らしい作品です。

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天台山国清寺の豊干禅師の弟子で奇行で知られた寒山と拾得。寒山は経典、拾得は箒を持つ姿が一般的に描かれる。世俗から離れない自由奔放な生き方の二人は文人や画家にとっては憧れの的であった。雅邦もその一人である。

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