「サラの柔らかな香車」橋本長道
天才は、いる。
凡人はその圧倒的な才能を前に涙し、悔しさに唇を噛む。
将棋界を舞台に、天才と凡人、才能と努力の結晶が火花を散らす。
おすすめしてもらった作品で、普段読まないジャンルだがとてもおもしろかった。
将棋に詳しくない人でも楽しく読める。

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神は一度死ぬ。しかし必ず蘇る。一手の違いと些細な意味の差を携えて。
「サラの柔らかな香車」(橋本長道/集英社文庫)
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2011年に小説すばる新人賞を受賞した青春将棋小説です。

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将棋小説「サラの柔らかな香車」(橋本長道/集英社文庫)の冒頭書き出し部分。

「おねがいします」
 対局室に二人の声が同時に響いた。片や若いというよりは幼さを感じさせる、少女特有の甘い声。片や大人の女性の落ち着きが漂う、囁きのように密かな声。
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明日、5月15日配信のyomyom 6月号に将棋小説「覇王の譜」第五回が掲載されます!

橋本長道「覇王の譜」[第5回] 画:サイトウユウスケ
https://t.co/JlXVS81TUH

以下、本文の一部をランダム抜粋羅列で紹介してみます。

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3月20日(金)発売の「yom yom vol.61(2020年4月号)」に橋本長道の将棋小説「覇王の譜」第4回が掲載されます。

天才少年・拓未とタッグを組んだ直江は、棋界最強の北神仁との対局に挑む。局後、北神から示された意外な提案とは?

イラストはサイトウユウスケさんです。
https://t.co/AgjiuCTKAr

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女流棋士の萩原塔子。共感覚を持つ異国の少女サラ。天才と紹介されてきた北森七海。フリーライターがノンフィクションという形で、彼女たち3人の今までの人生を描く。将棋の天才とは才能なのか、それとも…。
広がる景色が鮮やかで読後は爽快。

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