鯨井あめ『きらめきを落としても』読了。大学生たちの日常がほのかに、けれど劇的にきらめく瞬間を切り取った珠玉の短編集。全編を通して感情を溜めに溜めていちばん効果的な場所で爆発させる手腕が見事だ。「燃」がとりわけ好き。「言わなかったこと」も刺さった。鯨井作品のきらめきを追い続けたい。

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鯨井あめ アイアムマイヒーロー!

このままでは一生後悔し続ける、そう思った刹那タイムスリップをして子供になっていた。

自分を変えられるのは自分しかいないし、過去は変わらない。だからこそ前を向いて進んでいかないと行けない。
そんなことを教えてくれる、勇気がもらえる作品でした。

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鯨井あめさんの新刊を読みました。鯨井さんらしい比喩全開で、どの短編も大好きです。適切なタイミングで適切な物が象徴として登場するのがいい。早くも次の作品が待ち遠しいです。

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話が終わったあと彼らにどんな未来が待ってるんだろうと想像するのが楽しい。
音楽のサビに入るとこで止めた余韻みたい。
そんな中「主人公ではない」がひとつだけ異様な感じで印象に残った。
でも1番好きなのは「言わなかったこと」です。タイトルが好き。

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きらめきを落としても 講談社
鯨井あめ
きらきらしていたりくすんでいたり。ときめきからもやもやからSFまで、青春を万華鏡でのぞくような6つの短編集。


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鯨井あめさん著『 晴れ、時々くらげを呼ぶ』読了。作家である父親を失ってから何事にも無関心になっていた主人公の男子高校生が雨乞いならぬくらげ乞いをする後輩女子と関わることによって変わっていく様を描いた青春小説。突拍子もないようでいて何かいい。凄くいい(*^^)v *71

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第14回小説現代長編新人賞受賞作。

高校2年生の亨は父親が遺した本を一冊ずつ読み進めている。売れない作家の父親は家族に迷惑をかけながら死んだ。その父親のある言葉に亨はずっと囚われている。鯨井あめさん()『晴れ、時々くらげを呼ぶ』が本日発売です。
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【お仕事】本日4/22発売の『小説現代5月号(講談社)』、文芸ニュースサイト『TREE』にて、小説現代新人賞受賞作『晴れ、時々くらげを呼ぶ(著/鯨井あめ)』を原作とした冒頭コミカライズを担当させて頂きました。よろしくお願い致します。
https://t.co/kalJCmGou7

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