# 30mmcn


数日後
銑十郎「イーダルは」
萩治「ま、オーバーホールってとこかね。こいつのAIは無茶するらしい、まさか新調した改四型妖精の羽根を早々にぶっ壊されるとは思わなんだ」
銑十郎「すんません、未だ貴重な装備を...」
萩治「ん?いいのいいのどうせ改四型は調整もしてねぇんだから」

0 2



数日後、補給艦の格納庫にて

シエルは半壊した自機の前に立っていた。
ウィザーユーが撃破されたのを確認した後、糸の切れた人形のように機体は機能停止し、今も格納庫でそのままにされている。

テオ「調子はどうだ?隊長殿」

0 3




令嬢「あ~あ。レア物なんにもゲット出来なかったし
こんな所まで飛ばされるなんて。ツイて無いわね~」

兵長「そっスね」(まあ規定数はこなしてるし。問題はないだろ)

吹っ飛ばされた先の炭鉱で路銀を稼ぎ、またいつの日か戦場へ再び舞い戻ろうと画策するのであった…!!

1 17




~とある酒場~

ロージー「結局、ガーネットちゃんも関わっちゃったんだ、例のNUMBERSってとこのリーダーの事件。
なんか、アッシュだっけ?連合が躍起になって探してるらしいわよ~?」
ガーネット「だろうねぇ~
知り合いだと、トライ・ヘッドやらミイコさんとこだね」

0 10




_後日。戦いを終えたNUMBERS、100を冠する少女_

「一先ず解決して良かったけど…ウチの考えたウチ自身のブライドの初陣の相手が…大将になるとはな…」

1人、物思いに耽ける。

思えばこれまでいろいろな事があった。

どれも仲間の為に飛び出した。

考えもなく。
(続) https://t.co/FYlTRWV9SC

1 14



「ーー報告は以上ですわ。少なくとも現段階ではNUMBERSは存続出来る見込み、引き続き私も所属します」

『無事……とは言い難いけど。地球圏の一件……収まって何よりかな?2度もリシェ姉さんの訃報を聞きたくはないからね』
「“現当主”殿。私は貴方の姉ではなくNo.10ですわ」

0 13




「――さて」

事件の終結から暫く経った。
地球規模の大混乱から、しかし人々は早急に立ち直りつつある。

NUMBERSベース内。
趣味で始めた癖、すっかり馴染んでしまった衣装を身に付ける。
…これも久しぶりだ、暫くあちこち駆け回っていたから。

1 19

【とあるバイキング店】
完全貸し切りのバイキング店。
ブロッサムが予め押さえていた。
「わーい!父上の様に大きく強くなる為に食べるぞー!」
「リリィ! いくら何でも積みすぎよ!加減なさい!」
てっきりブロッサムとリリィだけだと思ったがサポートに回ったクノイチ達もいた。  https://t.co/AGbx1HMiSI

0 9



「とりあえず、リーダーのしでかしだから、私も復興に向けて支援物資など提供した……んだけど。
私、こんなにお金無かった?」

思い返してみたらこのところ、グリムシェイドが阻止に回った破壊兵器の輸送護衛やら、ハオを捕まえる為の捕獲依頼やらと貧乏くじを引くばかり

1 21



「作戦終了。帰還しましょう」

「ところで、報酬は出るのか?」

「どうだろうな...無断出撃の様なものだし...何とかするよ」

「いつものですね...」

「このお人好し隊長め」

「ハハ...」

(色々言いたいことはあるが、解決できてよかったな、4...)

1 16



マルコ「今の白い機体…速いな。件の“スノウブライド”のようではあったが…。」

通信『メルクーリ卿、ナイトロード・ペンドラゴンの補給、完了致しました!』

マルコ「わかった、私も直ぐに出る。1番ハッチを開けてくれ。」

通信『イェス、ロード!!』

マルコ「さぁ、行くよ」

0 7

「遺跡を探索し、ようやく連合・バイロン・マクシオン史の謎に関わる物品を一つ見つけた所…近辺が騒がしく兄上や大公からの緊急召集と戻ってみれば…
この様相とはな」
戦場に突っ込んで来たEZMは「ディウティスの黒騎士」の愛機カラス10G。
「さて、無粋な破壊は見過ごせぬ」

0 11


ドナート「イーダルの現在位置だ、マーカーが生きていたが追跡は大分苦労したぞ」
ゲオールギー「面倒をかけたなドナート...やはりそこか」
ドナート「イーダルは現在交戦中、詳しくはわからんがそれだけは確かだ。にしてもこの緊急時に日本にやったイーダルの動向を調べろとは...」

0 2


起きるとそこは病室だった。『もう、心配したじゃないか...起きるの遅いよ』「あぁ、ごめんな」
自分が倒れた後のことを聞かされた
『って具合さ。今のままだと940の名は使えないね...』「でも敵はまだ...!」言う間に抱きつかれた。
『行かせない、もう十分がんばったじゃないか...』

0 6


「バリア広域展開ッ!」
刹那、響いた声。
無辜を襲うはずの見えない破壊は、その力を大きく失う。
「……結果論だが、参陣の遅れが幸いしたな」
(続) https://t.co/RyqSuAe9E4

0 19



「……………!」

戦域に入ったと同時に見えた衝撃波。
それを対象に起動、出来る限り破壊力を和らげる

「……………ーー」

負荷で体が軋むが、こういう時に無口は助かる。
どうにか持ち直し、距離を取る…… https://t.co/zFNNpO4PsL

0 12


「まもなく君の機体が完成する。戦闘圏内へはもう少しかかるから心の準備をしておく事。」
『結構時間かかっちゃったね〜、でも大変な時に分かちあうのが友としての定めだろ?』
コックピットの中で呟く。
『そうそう、小芝居の練習しないとね。格好いい所は独り占めさせないよ!』

0 8


銑十郎「────ッ」
銑十郎「あいつの感覚が強くなった、使ったな、羽根を...“妖精の羽根”を“狐の尻尾”を...」

0 2


補給艦 格納庫にて

テオ「いやはや、電子機器が全てダメになるとはな」
アイス「急ピッチで復旧作業中ですがいつになるやら…」
テオ「こればっかりはな~」

ぼやきながらも復旧作業を行う

テオ「おまけにNUMBERSのリーダーが敵とは笑えん冗談だよ」

0 9



ネル「みんな戦っているのに、私は. . . 」
先の火山惑星戦で破損した自分の機体を見ながら、少女は涙した. . .

ムラサキ「ネル. . . 君に見て欲しい機体があるんだ。」

男に連れられ、少女が見たのは戦いの傷跡残る『青い機体』だった. . .

0 20