今回撮影できた1枚めの写真では第III腕の泳膜(腕の外向きに付いている赤い部分)を腕を捻って内側に持ってきて、第II腕で持ち上げている様子がみれます。
大外の第III腕の吸盤面の白色が根本から途中までで先端側は吸盤面の反対側の腕の赤色になっています。

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トビイカ飛翔時の後翼は腕及び触腕と腕の保護膜、第III腕の泳膜から構成されているようです。
腕間の膜が使われているかは不明です。
第III腕は180度捻って外向きの泳膜を内側にもってきています。

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トビイカ後翼構造は、奥谷喬司氏の著書の中で東大(当時)の東昭氏によると保護膜ではなく「粘膜で作られるインスタント膜」であろうと論じているが、撮影写真より同書の「広い保護膜(足の吸盤側にある薄い膜)」+第III腕泳膜と思っている。

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( 再掲: Repost )トビイカ待受&解説
トビイカのことも時々思い出してあげてくださいね。

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トビイカ後翼の外側は第III腕を180度捻って外側にある泳膜を内側にして翼を構成している(赤い部分が泳膜)
2枚目で第III腕の白い吸盤面が根元では内側なのに先端部では外側になっているのが見える。
この第III腕捻りは下回しなのが着水前の後翼をたたむ様子から見て取れる。

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こんな時なので・・・
コロナが落ち着いたら、ガンガン航路乗って飛行魚介類観察を!! < ニッチ旅行スタイルw

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さて今日がんばれば三連休です。
なので(?)3匹編隊飛行貼っちゃいますよ(^^;

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そして今シーズンこそは、トビイカ飛び出し時の海水噴射をしっかり撮りたい!!
大きな群れが飛び出すと海面上で花火が弾けたみたいに白糸のような海水噴射が広がってとてもきれい・・・いかんせん、数秒なのでなかなか撮れません💦
不鮮明写真で失礼します。

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トビイカの着水、じっくり見るとよく見ると前翼のヒレの緊張を緩めて最後はきれいに外套膜に巻きつけて飛沫をあまり上げずスッと入水してる個体が多いです。

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伊豆諸島・小笠原航路だとトビイカシーズンは5月くらいから?今年はその前も航路に乗って観察したいと思います。
今年もたくさんトビイカが撮れて飛行の秘密に迫れますように(^^)

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トビイカの飛翔で着水前に腕で作った後翼後端を真下に折り曲げるのは飛行機のフラップみたいな効果を生んでいるんだろうなぁ・・・と城南島で羽田に降りる飛行機を眺めて思ったり
揚力を稼ぐ為と着水に向けたブレーキング?

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トビイカの着水シーケンス、腕で作った後翼を立ててブレーキングもしくは速度が落ちたので失速しないようにした後、
ヒレと腕で作っていた前後の翼を畳んで前項姿勢で静かに着水している個体が多く観察できました。
海面が見えているんだろうか?

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トビイカ後翼外側の第III腕で翼を作っている所は、本来腕の外側に向いている三角形の反口側泳膜(Aboral keel, Swimming membrane)を180度腕を捻って下回りで内側に持ってきています。白い吸盤面が根本では内側ですが先端部では外側です。
ピンボケご容赦ください。

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トビイカ飛翔の最終段階では後翼を立てて減速するような挙動が見られます。(たぶんフラップとして低速時の揚力を得ているのではないと思います)
その後、エンペラの前翼と後翼を閉じ下降姿勢で海面に叩きつけられる事も無く、とても静かに着水する場合が多いです。

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東南アジア沿岸や台湾沖など温かい海で繁殖するようなので黒潮に乗って流れてきて伊豆諸島付近で見れる個体は死滅回遊的なものなのかな?
と思ったり(^^;
飛行の詳細も知りたいけど、詳しい生態が知りたいです。

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トビイカの後翼、腕間膜ではなくII腕の部分が保護膜というのはこの写真の方が分かりやすいかも。
I腕はそのまま派(上面が赤くなる)とひねって吸盤側を上にする派の個体がいる。これは他の多くの個体の写真をみた感じだけど気持ち上赤派が多いかも。

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トビイカの後翼、II腕保護膜を触腕で押し上げて張っているようだ。またI腕の保護膜をIV腕に押し当てているか、IV腕で押し上げて張っているようだ。
ちなみに大外はIII腕外側の泳膜を180度ひねって内側へ。
実際にどんな膜か見てみたい、どこかでトビイカの冷蔵で買えないかな?

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※今回も飛翔しているイカをトビイカと書いていますが、北海道大学の論文やP. JerebとC.F.E. Roperによる論文や図鑑にもあるようにトビイカもしくはアカイカの若い個体となります。

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着水時は、海面に叩きつけられることなくきれいな着水をすることが多いようです。
(続く)

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滑空速度が十分に落ちると、ヒレ(エンペラ)の緊張を解いて外套膜に巻きつけるように翼を格納します。
同時に腕で作った翼も各腕を伸ばす形で閉じます。
(続く)

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