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池田理代子『ふたりぽっち』表題作を就寝前に軽い気持ちで読んだのが間違いでした。大人に翻弄され時に反目し合いながらも絆を育む2人が迎える結末に絶句。読み終えた後では、表紙をまともに見ることなぞ到底できません…。
大島弓子『誕生!』表題作の余韻が深夜まで残りそう。冒頭から畳み掛けるショッキングな展開、刻々と変化する心情表現、何より美しい筆致に釘付けとなります。主人公本田あさみが幸福な未来を託すように口にした、由紀さおり「生きがい」の一節があまりにも悲しい。
先日の骨董市で買ったバラの『ベンチャーズサウンドベスト12』3枚、ザ・サンズの演奏だと「朝日の当る家」が昼下がりの日向の納屋といった趣で、一貫して朴訥とした雰囲気。