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「今年もセミが鳴き始めたわね…」
「ついに夏が来たって感じだよな」
「花火もアイスも発注済み。今年も暑い夏になりそうね…!」
「ところで蒼、夏の旅行の予定は…?」
「そうねー…水着着たいし、2人で沖縄でも行っちゃう?」
「いいな。ちんびんとか食べたい」
「ち、ちん、びん…!?」
「今年の梅雨明け、やけに早いわねー。かき氷用の氷、多めに作っておかないと…」
「シロップも足りなくなるかもな…あと、練乳も…」
「こんなことなら『練乳ぶっかけ祭り』なんてやるんじゃなかったわ…」
「あの祭りは…色々とすごかったな」
「そーねー。速攻シャワー浴びる羽目になったし…」
「いらっしゃーい」
「蒼、なんで駄菓子屋でメイド服なんだ?」
「おばーちゃんが今日はメイドデーだって」
「(駄婆婆、ナイス!)」
「それでね、今日は特別メニューがあるんだけど…」
「膝枕+耳かきの『胡蝶の乱』コースでお願いします(キリッ」
「あんた、即決しすぎ」
「だって男の夢だし」
「…めちゃくちゃ雨降ってるんだけど?」
「蒼、今日みたいな日はさすがにお役目休みだよな?」
「そーいうわけにはいかないのよねー…羽依里、今日は留守番ね」
「え、なんで?」
「傘差してお役目なんて絵にならないでしょー。それに…この巫女服、濡れたらどうしても透けるし」
「お供します」
「あーつーいー」
「蒼…そう言いながらくっつかないでほしいんだけど」
「だって暑いのよ」
「理由になってないし…そうだ。本土のスタパに行かないか。夏の新作出たらしい」
「いいわねー。島にいるとそういうの飲む機会ないし。何味?」
「マンゴーティーフラペチーノ」
「…!?!?!?」
「駄菓子屋にソフトクリーム機導入したのか?」
「そーよー。安心と信頼の水織乳業のソフトクリーム機。かき氷にトッピングもできるわよ」
「いいな。さっそくもらっていいか? 味はブルーハワイで」
「ちょっと待っててねー…まだ練習中で…うわわわわ!?あ、溢れるっ… ゆ、指がべとべとに…!」
「にぃに、あたしの巫女服姿見て鼻の下伸ばしてんなぁ〜?」
「の、伸ばしてねぇし」
「じゃあ、みゃーこ先輩は?」
「伸ばしてる」
「春風先輩は?」
「伸ばしてる」
「結城先輩は?」
「伸ばしてる」
「なんでだよぅ!あたしでも伸ばせよぅ!」
「カマキリさん、すっかり梅雨だねぇ」
「鴎、ずいぶん余裕だな」
「こんなこともあろうかと、スーツケースに傘は常備してる」
「悪いが入れてもらっていいか…?」
「うん!羽依里と相合傘だね!」
「ひゃーー!なんで急に降ってくるのよーー!」
「いや…どうやら3人になりそうだ」
「皆で花火もいいわよねー」
「スーツケース花火!愛と勇気の600連発!」
「パリングルス砲も準備できてます!」
「おっ◯い花火もあるわ」
「蒼、皆のテンションがおかしいんだけど」
「パラシュート花火!イナリ、とってこーい!しろはも負けずに花火でれいだん撃ったら?」
「撃たないし!」