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『レジェンド・オブ・ドラゴン 鉄仮面と龍の秘宝』中米露の三国で製作、舞台が英中で劇中言語が英語という多様性の塊な一本なんですが…いやあ、惜しい!魅力的なキャラ、キレのあるアクション、安っぽくないCGIと条件は揃ってるのに、そのキャラの使い方が下手で今一つお話に乗り切れないのが難点。
『JOLT/ジョルト』サブタイトルを付けるなら「無敵のブチ切れ娘」という感じの一本。キレたら手がつけられないほど凶暴化&パワーアップという「でっかくならないハルク」とも言うべき主人公のキャラが90分というタイトな尺と相まって娯楽アクションとしてクオリティが高いです。
それよりもポスターだと立って腕組みしてる西田敏行が本当に立って芝居してるのかということの方が猪八戒世代のおっちゃんには遥かに重要だったりします。このところ座っての演技しか見せてないもんなあ。
まあこの手の伝記映画っつーのはモデルになった人の人間的面白さが作品の面白さに直結するところがあって、そういう意味では完全にイッちゃってるJBを描いたコイツを超える伝記映画はなかなか出てこないような気もします。