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@maltukero @EWrl_30MM_KHI 光里「……なるほどねえ。
いいんですかね?そんなすごいのに乗せてもらって。
………まあ、いいか。気にしたら負けですね」
どちらかというと庶民感覚なのか、今一つ落ち着かない様子だが、光里はひとまず腹をくくることにしたらしい。
@maltukero @EWrl_30MM_KHI 「それはそれは。
では、女二人でどうして一晩身を守ろうかと悩んでいたところです。
お邪魔させていただいてもいいですか?
あ、お屋敷の方に連絡して、ご都合をうかがっておいた方がよろしいかもしれませんよ?」
@maltukero @EWrl_30MM_KHI 「おや、シュウさんのご自宅?」
ヒット。
この純朴な青年を手玉に取るような真似をするのは心苦しいが、これも浮世の苦さと割り切ろう。
どうせ私がここに泊まるといえば、多分止めにかかるだろうし。
@maltukero @EWrl_30MM_KHI 「いただきます。
いえね、ここは私の仕事の方で受けた次第ですよ。数字の方は関係ありません。
シュウさん、ちょいとお聞きしますが、今日はどちらでお休みになられるんで?」
@EWrl_30MM_KHI 「まあそう慌てずに。
いきなり行って入れてくれると思います?
『アポはおあり?なければご予約なさってね』で門前払いですよ?
こんな時のコネとツテ、ですよ」
光里がそう言って視線を投げる先には、幸せそうに焼き肉を頬張る青年の姿があった。
https://t.co/BtYpqiqUjQ
@EWrl_30MM_KHI 「この内容ですと、私がエーメ先生と話をするまで続いてしまいます。
なので、私が不要と断じた場合には契約を終了することができる、と追加させてもらいます」
光里が袖の中から一枚の札を取り出した。
「この内容で、よろしいですね?」
@yamakunisan 「ええ、ぜひとも。
怪異に怯えることがあれば、添い寝もサービスしておきますからね」
半ば冗談でそう言うと、光里もまた酒を一息に呷る。
楽しい酒宴になりそうだ、と光里が内心呟いた…。
(こちらこそありがとうございました!)
@EWrl_30MM_KHI 「……ほお?」
光里の眉がピクリと動く。
「その選択肢はどこから来ました?
縁あっての取引先です。
事と次第によっては、穏便な話ではすみませんよ?」
声音は冗談めかして聞こえるが、柔らかな薄皮一枚の下には冷たく尖った物があるのを感じさせる。
そんな気配がうっすらと光里から漂ってきた。
@yamakunisan 「いえいえ、とんでもない。
私もサボっただけですからね。
…おっと、申し遅れました。
私、何でも屋をやっておりまして」
光里が袂から名刺を一枚取りだし、差し出した。
「以後、お見知りおきを」
『何でも屋 【蛇ノ眼傘】
光里・アンブレラ』
簡素に名前と連絡先しか書いていない名刺だった。