なまたまごさんのイラストまとめ

『うしおととら』

混ぜるな危険!! 人と妖怪、愛と憎しみ、あらゆる垣根を超えて紡がれる神話に魂が熱くなる。敵対～共闘へ、敵なし最強バディの出逢いと別れに泣いた。

喰う&喰われるの関係性、そこに終止符を打つ最後のセリフが素晴らしい。これ傑作揃いのMAPPA作品の中で一番面白かった。大好き。

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

これぞ集大成。時代が流れても愛だけは不変で永遠、どれだけ困難でも人は愛を言葉にすることを決して諦めない。伝える手段は関係ない、誰かを"愛する"想いは必ず届く。

期待を遥かに超える完成度、文句なしの幕切れに感動した。年間ベスト級の大傑作。

『インターステラー (IMAX版)』

大傑作。それ以外の言葉は不要。桁違いの迫力と世界観、全てが繋がるラストが圧巻。時空を超える力の正体、壮大な"愛"と宇宙の神秘に涙が止まらない。

凄まじい映像と表現力、それを凌駕する劇伴の美しさ。これは語彙力を失うレベルの感動だ。絶対に劇場で観るべき。

『夢中さ、きみに。』

未体験の読後感。漫画というより純文学を読んだような上質な余韻に酔いしれる一冊。古風かつ斬新な、何とも言えない唯一無二の作風が癖になる。

絶妙な距離感の描き方、表現力の豊かさなど、面白さ以上に物凄い才能を感じた。絶対に表紙だけで敬遠してほしくない。超オススメ。

『宝石の国』

今最推しの漫画。想像の遥か上を行く展開、叶わぬ"祈り"と救いのない物語が心に響く。神秘的で狂気じみた世界観、白と黒のコントラストは残酷なほど美しい。

巻数を増すごとに加速する地獄、幸せと絶望の落差には吐き気すら覚える。初見の衝撃は｢チェンソーマン｣を超えた。凄すぎる。

『劇場版 響け！ユーフォニアム～誓いのフィナーレ～』

青春アニメの最高峰。皆の想いと熱意が集約された演奏パート、炸裂する｢リズと青い鳥｣が圧倒的な余韻を残す。台詞の抑揚、繊細な心理描写も圧巻。

1,2期での積み重ねが爆発する胸熱ドラマ、終わりより"始まり"を強調する幕切れに涙腺が緩む。

『娘は戦場で生まれた』

上半期暫定No.1映画。爆撃の地鳴り、惨い大量虐殺、泣き叫ぶ母親、数え切れぬほどの破壊と暴力と死。カメラに映る全てが嘘偽りのない"現実"だ。

戦場の凄惨さに絶句し、それと同時に己の無知・無関心さを心の底から恥じた。シリアに雪が降ることさえ自分は知らなかったんだ。

『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』

未知との遭遇,交流,別離。単純明快な三幕構成だけど、その驚異的なプロット構築力から制作陣の本気を感じた。

生命の根源にも迫った宇宙規模の物語を、短い尺の中で綺麗に纏め上げている。下半期どころか年間ベスト級の大傑作だよ。

『この世界の片隅に』

第二次大戦を扱いながらも、綴られるのは人々の穏やかな日々。そんな日常の片隅で叫ばれる主人公の悲痛な声。

人生経験の乏しい自分には、彼女の想いを受け止めることすらできなかった。

うまく言語化できない感情を超えた何かが、僕の五感と涙腺を絶え間なく刺激してくる。

『君の名は。』再鑑賞

本作では時間的な距離が物語の鍵を握っている。

劇中で何度も起きる"入れ替わり現象"の謎が解き明かされた瞬間、その距離が一気に縮まり、物語は急激に加速し始める。

終盤には恐ろしくも美しい映像の数々を畳み掛け、圧倒的な高揚感で観客を包み込んでラストまで駆け抜ける。