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これから背景を描いてみたい方にオススメなのは、描けそうなものからチャレンジすることです。
デッサンやパースや色や遠近感やリズムなどなど勉強していく必要はありますが、まず「背景描けた!いい感じ!」と経験を積むことが大事だと思います。
壁と窓。
こういうのからどうでしょう?
パキッとした遠近感を出してみたくて、あんまり空気感の色を混ぜずに描いてみた絵です。
いつもはもっと遠くなるほど青みを加えたりするのですが、光を強くするような感じに明るく描いてみました。
遠近でタッチを変えるのも効果的な気がします。
ずいぶん前の絵です…。岩の描き方は良くない…!
緑色がメインになっている絵なので、木の葉の色に差をつけることで色に深みを出そうとしておりました。
よく見ると、緑色の中に青みや赤みを感じると思います。
こういった色味の差は「ちょっとやりすぎかな?」と思うくらいに差をつけておいた方が、狙ってそうしている感じが出て良い気がします。
引用元画像
岩の右の面が、地面から緑色の反射を受けているところが好きです。
室内の絵も、地面からの反射を受けた色をちゃんと描いています。
この絵は、強烈な光を受けている壁や地面からの反射の影響がなく、実はちょっと不自然です。
それはそれで大事なとこが目立って良いのかもしれません…笑 https://t.co/if7PaYE49H
左の絵は、岩のメイキングを解説するために描いたものですが、この絵にはライティングの大事な情報が込められてます。
右の絵は、その基本のライティングの知識があれば、色選びに迷うことなく描けるものだと思ってます。
どんな絵を描くにも、基礎の岩から全部繋がっているなぁと感じてます。
画面端がこんな風に残っているのは、最終的に必要なサイズよりも少し大きめにキャンバスを用意して描いているからです。
ちょっとした仕様変更や、もう少し描き広げたいなというときに耐えられるのでこうしてます。
仕事ではまあまあな頻度でこうしてて良かったなということが起きてます。
僕が色の温度感を意識し始めた頃の絵です。
遠景の緑と壁の青を組み合わせて使うことで、緑が暖かく青が冷たく感じる…と気がつきました。
緑や紫は、隣り合う色で温度感が変わる…と教えてもらったことがあります。緑の横に赤があると、きっと緑が冷たく感じることもあるのだろう…奥が深いです…!
屋久島で撮った写真を元に描き起こした絵です。
デジタルで絵の具で描いた感じを出そうと試していた頃の絵です。絵筆の跡からスキャンした形を、フォトショップのデジタルブラシの形として利用しています。
…今となっては筆跡よりも先に色で絵の具の気持ち良さを出したいと思ってます。反省!
室内絵の夜バージョンです。
昼のイラストの色味を暗くして、屋根の窓が閉まったところと、全体を火でライティングされたところは、描き加えています。
色の調整だけではできない表現なので手間ですが、ちょっと描き加えて絵がかっこよくなるこの作業は結構楽しいです。ぜひやってみてね。