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書肆ゲンシシャ/幻視者の集いさんのイラストまとめ


古書店/出版社/カルチャーセンター。珍奇なものを紹介する別府の驚異の陳列室です。看板・松尾常巳。水・木定休。1時間1000円で店内の古本や骨董品をご覧いただけます。店主は@Ryuugoku
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高畠華宵による作品。大正から昭和初期にかけて活躍し、ビアズリーから影響を受けたとされ、モダンな美少年、美少女の絵を描きました。縁談を勧められたときには「私には絵の中の女たちがいますから」と答えました。漫画家の丸尾末広も影響を受けています。書肆ゲンシシャでは彼の画集を扱っています。

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アーサー・ラッカム(Arthur Rackham)による作品。イギリスの挿絵画家で、「愛すべき魔術師」とも称され、妖精やゴブリンを描き出しました。『不思議の国のアリス』の挿絵も手がけ、おどろおどろしくも見える描写により、魔力で子どもたちを魅了しました。書肆ゲンシシャでは彼の画集を扱っています。

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岩田専太郎による「明るい四月」。昭和の挿絵の第一人者として知られ、雑誌や書籍の表紙や挿絵に、数多くの美人画を描きました。江戸川乱歩や松本清張の挿絵を描き、山中貞雄などによる映画の美術考証を手がけたことでも知られています。書肆ゲンシシャでは美人画を扱っています。

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「夫婦決闘(Marital duels)」。15世紀の中世のドイツで行われていた決闘で、目撃者がいない場合などに、夫が穴に入った状態で始められ、互いに武器を持ち、妻を穴の中に引きずり込めば夫の勝ち、夫を穴から引きずり出せば妻の勝ちとされました。書肆ゲンシシャでは刑罰の資料を扱っています。

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ギュスターヴ・アドルフ・モッサ(Gustav-Adolf Mossa)による「盲目」(1907年)。象徴主義の画家が、盲目の男性の狂気を描き出しています。膝の上には本の上に横たわる女性が描かれています。ボードレールなどから影響を受け、怪奇と退廃を表現しました。書肆ゲンシシャでは彼の画集を扱っています。

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フォルトゥーニオ・リチェッティ(Fortunio Liceti)による「怪物」(1665年)。イタリアの医学者、哲学者で、奇形の人々や動物、自然の驚異を描き出しました。彼はフリークスを否定的に捉えることはせず、自然と芸術の融合とみなしていました。書肆ゲンシシャではフリークスの作品集を扱っています。

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「十字架の形に花が飾られた死後写真」。京都のアスタルテ書房にて開催している「奇想の写真」展は、8/29(水)までです。書肆ゲンシシャが所蔵する「死後写真」と「隠された母」を展示・販売しています。ヴィクトリア朝に文化としてあった奇妙な、幻想的な写真をぜひご覧になり、お愉しみください。

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書肆ゲンシシャは本日より、アスタルテ書房にて「奇想の写真」展を開催します。猛暑に見舞われた京都にて、幻想的な古写真を展示します。生者と死者の境界を曖昧にする「死後写真」と、写り込む母親を隠蔽した「隠された母」を8/29まで展示いたします。当時流行した文化が現代には奇異に見えます。

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「奇想の写真」展より「十字架の形に花を供えられた子供の死後写真」。棺の中に横たわる子供の死後写真が、手彩色によって鮮やかに仕上げられています。よく見ると、花が十字架の形に供えられており、写真の芸術性を高めています。書肆ゲンシシャはアスタルテ書房にて「奇想の写真」展を開催します。

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カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(Caspar David Friedrich)による「雲海の上の旅人」(1818年)。雲海の暗がりを見つめる人は孤独や死を思わせます。画家は、自分を助けようとして溺死した弟のことを思い、鬱病を患って自殺未遂を起こしました。書肆ゲンシシャでは幻想絵画の画集を扱っています。

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