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「……心配したぞ。あまり遠くに行くな」
「やぁん、心配してくれたの?嬉しい♥️」
先ほどの険悪な空気はどこへやら。心底嬉しそうに、クロウへ抱き付くスワロウ
「フィラデルフィアに居る連中皆殺しにしろって!お兄ちゃん、燕の事守ってくれる?」
(とか、考えてるんでしょーねー。間違いではないけど)
故に、エティエンヌとスワロウは同じ陣営でありながらお互いの寝首をかくべく駆け引きを続けている
悪魔は、常に契約者を破滅させようとするものだから
「ま、後でも良いわね……あ、お兄ちゃん♥️」
(最後の一回は使うまでもない……その前にお前を殺せば良いだけだ)
通常、物質界に呼ばれたデーモンを殺すことは困難だ。突き詰めれば、魔界から投影された虚像のようなものだ
だが、悦楽神の神器であるラエルの銀刃ならば──
「判断するのは私だ、夢魔め。閨事しか能がないのか?」
「しゃぶって欲しいなら、商売女でも呼べばぁ?」
この二人、どうやら友好的な間柄でも無いらしい
「まぁ良いわ。サタナエルの名の元に、スワロウは盟約を履行するわ……後一回、考えて使うことね」
「お呼びかしら、中佐さん?」
音もなく闇から姿を表したのはスワロウ。ヒトから渾沌の悪魔に転じた娘である
「カラスを連れてフィラデルフィアに向かえ。反逆者どもを皆殺しにしろ」
吐き捨てるように命令するエティエンヌ
「あら、良いの?三回しかないお願い、二回目だけどぉ?」
「何ぃ?反逆者どもはフィラデルフィアに集結している、だと?」
外の状況を知らせる定時連絡が届く
不機嫌そうに眉を歪めるが、ややあって懐から護符を取りだし呟いた
「エティエンヌ·チュモスが盟約の履行を求める」
市内、ミスカトニック大学第二図書館
ここは、北米最大の魔導書収蔵量を誇りまさしく現代における、外道の知識の集積所とも言える。
エティエンヌ中佐は、ここに籠り書物を読み漁り、乱雑なメモを大量に書き写していた。
その姿は、箍の外れたような、どこか狂気を感じさせた
@ayakasigami001 https://t.co/LAqOB8ghW3
「ただ、気になることもあります。明らかに規模が大きすぎる」
「エアロ卿によると、第一兵団の大逆派も絡んでいるとか……単純に、過激派の決起と考えるのは危険かもしれません」
(引用元のツリー参照)
@django_manji 「あちゃー、私の発言が広まっちゃったかぁ」
「……えー、404のクイーンです。あえて言いますよ、あのスワロウと名乗る少女がクロウちゃんの妹なんてあり得ません」
ハッキリと断言した
「だって……10年も前に、亡くなってるんですもの。私と、九郎ちゃんの目の前で」
@ayakasigami001 「私の推測が多分に入りますが。 ベーゼン上院議員の顛末も、熱烈派が動き出した事に無関係ではないと考えます」
息子に裏切られ、派閥も討ち取られた。熱烈派の中に、彼と交遊がある人物が居たとしたら……逆怨みで地球を滅茶苦茶にしようとしても可笑しくはない