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@pandayellow99 「あー、そういう事でしたか……」
少し苦笑しながら納得した
「まぁ?いずれ正妻としてその辺は、決着をつけねば行けませんね」
ある意味、貴族生まれの余裕というか自信と言うべきか
「それでは人を寄越すので一旦戻ります、ご機嫌ようカズホ様」
優雅に一礼してその場を辞す
(ありがとでした)
@pandayellow99 「カズホ、様ですね……何故、私の名前を?」
クロウから聞いたのだろうか?
少なくとも、目の前の青年とは初対面のはずだが……
@pandayellow99 「……まぁ、クロウ様であれば何処かで縁を結ぶことも有ったのでしょう」
鴉は、方々飛び回るモノだ。自分がしらぬ出会いもあったろう、そう結論付けた
「お名前をお伺いしても?赤い騎士さま」
@pandayellow99 「渾沌の祝福ですか……こんな所でまで」
「分かりました。責任をもってお預りしましょう……貴方は、いったい?」
何処の誰なのか、何のために動いているのか。
様々な意味が込められた疑問であった
「あぁ、燕は兄ちゃんが守ってやる……何が有ってもな」
人形のように、感情の籠らない……否
怒りと憎悪が、それ以外を焼き付くしたゆえの静謐
フィラデルフィアに、嵐が吹き荒れようとしていた
(了)
「……心配したぞ。あまり遠くに行くな」
「やぁん、心配してくれたの?嬉しい♥️」
先ほどの険悪な空気はどこへやら。心底嬉しそうに、クロウへ抱き付くスワロウ
「フィラデルフィアに居る連中皆殺しにしろって!お兄ちゃん、燕の事守ってくれる?」
(とか、考えてるんでしょーねー。間違いではないけど)
故に、エティエンヌとスワロウは同じ陣営でありながらお互いの寝首をかくべく駆け引きを続けている
悪魔は、常に契約者を破滅させようとするものだから
「ま、後でも良いわね……あ、お兄ちゃん♥️」
(最後の一回は使うまでもない……その前にお前を殺せば良いだけだ)
通常、物質界に呼ばれたデーモンを殺すことは困難だ。突き詰めれば、魔界から投影された虚像のようなものだ
だが、悦楽神の神器であるラエルの銀刃ならば──