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「まあまあ、怒るのもそれくらいでいいだろう?どんな歳でも少しのお茶目はしたくなるものさ」
「ですが…!」
「2人とも、気を付けて帰るといい。次やるとしても見つからないようにね。
さ、行こうか」
ニコニコと笑う長に呆気に取られていると、彼はそのまま側近の背を押して立ち去って行った。
…あれは…ニコライ・カーレフでは?横には側近と思しき男も立っている。
よりにもよって長にこんな時間にこんな所で会うなんて!
自分たちの不運さを呪っていると、ふと会話が耳に入った。