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106年前の今日、桜島が噴火するのを見た鹿児島市民は、火砕流を避けるために急いで海岸から離れる必要があった。ああいう噴火で火砕流はやすやすと12キロまで届く(浅間追分火砕流、右図)。途中の海はまったく障害にならない。対岸の火事ではない。火砕流にとって海は格好の滑走路だ。
あれあれ。7300年前に鬼界カルデラから出た火砕流が鹿児島市も宮崎市も飲み込んでいるようにCGつくってるけど、それは盛りすぎですよ。せいぜい鹿屋市まで。
浅間山の1108年追分火砕流は山頂火口から南北に12キロずつ流れた。もし、これと同じ火砕流が桜島から西方向に下ったら、鹿児島中央駅まで届く。海上よりも山かげのほうが、火砕流危険は小さい。海上に出た火砕流は広げた扇のように進むから、噴火口から離れたい一心で海に出ると、つかまってしまう。
御門石は十和田湖の水面にわずかだけ顔を出す溶岩ドームだ。1万5000年前より新しいが、いつの噴火でできたかわかっていない。大畳石から3.0キロ離れている。DJI Mavic 2 Proの電波は、まったく問題なく届いた。