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「……それで、すぐにお墓参りに?」
「いや。まずはEXMを置きに戻る。その後我が家で昼食がてら休憩を取って、墓参りはその後だ。最後にお前とリィナをくくるびたまで送り返す」
「家にも戻って良いのッ?!」
「あぁ。むしろ連れて帰らねば、ばあやに私が文句を言われるさ」
「ばあや?」
(続)
#30MM幕間
「先程の放送は聞いたな?次が目的地だ」
次の寄港地のアナウンスがあってから少しして、クルストさん達がリィナを連れて僕達の部屋にやってきた。
「まさか、またお父さん達のお墓参りが出来るなんて……」
そう呟くリィナの胸中には、どれほどの想いが溢れているのだろうか。
(続)
@WeN83FSjcCCo941 「だ、だから……出来るだけ、早く……」
そう言いながら、どんどん高度は下がっていく。
と――
「全く、飛び出す癖は何時まで経っても治らんな」
「お前だって待たせてる女がいるってこと忘れんなよ?
とっとと戻るぞ。各機、周辺の警戒も怠んなよ」
@WeN83FSjcCCo941 「矢作さんッ!」
咄嗟にアルト+が飛び出し、ロード・ラグナーを掴む。
同時に足底部バーニアを全開、ほんの僅かだが落下速度が緩やかになる。
「戻りましょう。貴方には待ってる人が……いえ、待ってる人達がいるッ!」
@30MM_Bild 甲高い金属音が訓練場に響き渡った。
「……あたしの負けですね」
剣を振り抜いたままの姿勢だった赫刃が、ゆっくりと腕を下ろす。その刀身は、粉々に砕け散っていた。
訓練用と言えど、折れるどころか砕けるほどとなれば、加えられた力の凄まじさが推し測れようというものだ。
(続)
@30MM_Bild 「先に謝罪しておきます。
あたしも赫刃も、『手加減』というものが不得手ですので……
模擬戦用の刀身と言えど、まともに当たればただでは済まぬと覚えていただきましょうッ!」
言うや否や、凄まじい速さで接近、一閃を繰り出したッ!
「名高き緋の盾と仕合える機会、逃す手はありませんね。"蒼騎士"クルスト・ルーズランスが従騎士、ラシェル・ハーク、お相手つかまつりますッ!」 https://t.co/mpmYy5SMKT
リィナさんの攻撃力は とても強い です
#shindanmaker
https://t.co/duSRuIkdnE
「リィナぱーんちッ!(ポカッ)」
数値化されない雑さが良いw