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@3s0W3NFmp7ibEo3 「あ、はい。……どうぞ」
少し慌てた声が返ってくる。
ドアの向こうには、蒼騎士と同じ髪と瞳の色の少女。
少し赤くなった目尻と、かすかに濡れた袖口が、先程までの少女の様子を物語っていた……
@89hCzIKiS5m1uRI 「友人……地球人と、バイロン人が」
こんなところにも、種族に縛られない絆がある。
「……ありがとうございます。少し、気持ちが軽くなった気がします」
@VpBdosd7uCLo8Oq 「語りかけては、くれない……」
ならばどうする?答えは決まっている。先程、太陽の瞳の少女も諭してくれたではないか。
「ありがとうございます、マクシミリアン卿……
これは、私一人の問題ではありませんでした」
@VpBdosd7uCLo8Oq 「その、後……」
呟くように、そう口にする。
「マクシミリアン卿……私は、どうするべきなのでしょうか。あの子に、リィナに何をしてやれば……」
@NakajiBoot 「……嫌…ですよ、本当は。もう会えないなんて……ッ!
でも、あの子に少しでも安全な場所で、幸せに暮らして欲しいって言うのも……間違い、なくて――ッ!」
@89hCzIKiS5m1uRI 「あ、はい……」
そう言われても、やはり地位の高い人と話すのは緊張する。でも、それよりも……
「身を引くことをお考えになった、とおっしゃいましたね?……それを思い留まらせたものは、何だったんですか?」