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IDGさんのイラストまとめ


Twitter始めて5年。十割趣味、九割30MM(浸かり具合:多分首まで)です。
オリキャラメインのストーリー擬きが多いです。
バナー画像、プロフ絵は主人公機
(バナー画像神編集:GOLIIIII‼︎ 氏、プロフ画神絵師:龍 氏)

入賞
公式戦第11回海エリアで30ML賞/第3回EXミッションでロイロイ祭り賞

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「えっと、どちらさ――あ、そういえばウラジオストクで……確か、お話しするのは初めてですね。
トオル・カガミです。わざわざお見舞いに来て下さって、ありがとうございます」

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「あ……」
そうだ、彼女も、リィナと同じ脱出艇に――
「……その、僕は……」
どう声を掛けて良いか、分からなかった……

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「いけないよ……わたしはもう、"ユーラリィナ・ルーズランス"なんだもの。
ただの"リィナ"は……失くしちゃったの」
そう言って、空のポケットに手を触れた――

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「ッ?!な……なん、で」
その少女のような存在の瞳は、他人の心を映すとでもいうのだろうか?まるで、鏡のように――
「……話せ、ないよ。いっぱい家族に心配をかけたのに。
本当なら、伝えちゃいけなかったんだよ。あの人とは、住む世界が、違うのに……」

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「?!」
まるで見ていたかのように言い当てられて、ぎょっとする。驚いた……この人は何か異能でも持ているのだろうか?
でも……
「……何が、馬鹿なんです?
その子は民間人なんです。たまたま事情があって保護してたけど、本来は戦場なんかに居るべき子じゃないんですよ。だから――」

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「そう?……何で、かな?
ここはバイロンの……味方の船で、大好きな家族も一緒に乗ってるの。
何も問題なんて……無いのにね?」

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「ホントに……敵わないなぁ。
好きな子が、居たんです。でもその子は、故郷に帰ってしまった。……要は失恋です」

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「そう、なのかな……うん。僕も、そう思いたいな」

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「ふわッ?!え、えっと……あなた、は?」

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「――ッ!」
その言葉に、身体が震えた。
「心配してくれて、ありがとう。でも……
僕は、大丈夫だよ。だって、リィナは家に帰っただけなんだよ?記憶だって、ちゃんと戻ったんだ。
そういう意味では、リズさんの方こそごめんね?お別れを言う暇もなくて――」

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