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本日の抄読会の補足
血行動態が安定した若年解離の手術の際に遠隔期の再手術予防を目的に拡大術式が適応となることがあります。
病変の適応もありますが、そうでない場合に、中枢/末梢いずれへ拡大するかは決着していません
ポケットモンスター
基部置換(左)/弓部置換(右)
といってもいいレベルです
#医療とイラスト
せん妄の際には作業療法の一貫として塗り絵や絵を描いたりします
↓以前に病棟で患者さんと一緒に描いた絵
完成したら
「兄ちゃんやるなあ」
とハイタッチ、心が繋がった気がしました
整った手術シェーマだけでなく、絵のもつ力は医療現場のいろんな場面で役に立つと信じています
#ペーパーライクフィルム
#Procreate
もともとツルツルのシートを使っていたので、ペン先の引っかかりが気になる。とりあえず慣れてみようと思います
イラストは大動脈四尖弁
(Hurwitz BのつもりがいつのまにかFに)
痛む前の弁がどうだったかを想像して描くのは、考古学者のそれに近いかもしれない
#イラストで学ぶ手術
胸腹部大動脈瘤手術の脊髄保護戦略
分節遮断: Segmental Clamp
脊髄への灌流を少しでも保つために、少しずつ瘤を開けて操作を行う
Shaggy aorta 以外では非常に有効
クランプでの外からの遮断が難しい場合 (仮性瘤等) はバルーンで遮断することもある
https://t.co/GWh5CLY2ok
#イラストで学ぶ手術
スタンフォードB型大動脈解離
定義: 上行大動脈に解離が及ばない
保存的加療の急性期死亡率10%
complicated: 生命が危険
1. 破裂
2. 臓器灌流不全
3. 持続する痛み
4. コントロール不良の高血圧
5. 急速な瘤径拡大
-> 手術
uncomplicated: それ以外
-> 安静, 血圧<120, 脈拍<60
#イラストで学ぶ手術
A型解離の術式
標準術式: 上行置換(左, AAR/=部分弓部置換)
遠位側拡大術式: 弓部全置換(右, TAR)
拡大術式としてのTARは
メリット
1. 弓部置換の回避 (もう換えてる)
2. 下行大動脈手術が行いやすい
デメリット
死亡率高い (日本のデータでは選ばれた患者でも1%増)
#大動脈の雑学
似て非なるもの
紹介状などで胸腹部大動脈瘤(TAAA)と腹部大動脈瘤(AAA)が混同していることがあります
重症度は全然違います
TAAA(左): 1m以上切る、人工心肺あり
死亡率約10%、対麻痺10-15%
AAA(右): 20-30cm切る、人工心肺なし
死亡率1%以下、対麻痺 0.2%
https://t.co/nvpU0rBQgo