//=time() ?>
土台ごと凍りついた彼女がカプセルから取り出されると周囲にはモウモウと冷気が漂いその冷たさを物語っている
彼女はこれから主のためのオブジェとして加工された後に部屋に置かれることになる
終
ミシミシ…パキパキ、と冷たい音を立ててゆっくりと動く彼女を主はウットリとした表情で見つめながら仕上げとばかりに冷凍ガスを送り込む
ほとんど動く事ができない彼女は頭上から降り注ぐ冷凍ガスに反応することすらできず、凍りついていく体を見つめるような姿のまま白い冷凍ガスの奥へと消えていく
止められなかった冷気の噴射に悲鳴を上げながら思わず上を向いてしまい強烈な冷気が彼女の顔面に当たり続けてしまった
その結果まだ凍りついていなかった瞳には薄い氷が張り、口内は霜に覆われて真っ白になってしまった
凍りかけた彼女の必死の懇願は主に届くことはなく、むしろ主の欲望が増しただけだった
そして再びカプセルの中へ送り込まれた液体が彼女の頭上から冷凍ガスとなって降り注ぐ
冷凍ガスの噴射が止まると徐々に白い冷気が晴れていく、そこには凍りついていく自分の体を見て驚いた姿のまま霜に包まれた彼女がいた
「あらあら…胸は我慢できずに晒しちゃったのね、でもまだ完全に凍ってはいないみたいね」
冷気の奥から現れた彼女を見て主は満足そうな様子で端末を操作し始める
降り注ぐ冷凍ガスの勢いは増々強くなっていき、ついに彼女の姿が見えないほど濃く白い冷気となって全身を覆い隠してしまった
カプセルの底にも床が見えないほどの冷気が溜まっているが冷凍ガスが止まるような気配はなく、容赦なくカプセル内の熱を奪っていく
主が端末を操作するとタンクに溜められた大量の液体がパイプを通って流れていく、そしてそれは彼女の頭上から冷たいガスとなって降り注いだ
彼女を閉じ込めているカプセルの中は一瞬で冷たいガスで満たされ真っ白になっていく