//=time() ?>
雑。昔、「夢は食事に左右される」との発想があったため、睡眠中に神託を得るには少なくとも一食抜けとされておりました。聖アグネス前夜に「乙女が夕食を摂らずに就寝して将来の伴侶の夢を見る」所以であります。なお「乙女」の定義はクレイモア地雷原なので回避するのが賢明なのであります。
さらにピーチプリンス。三獣士のキジはウィンストン版の画が一番かっこいいと思います。空中からの射撃はなかなか効果的でしょう。なおこのキジさん、物語中では女性というか母親の設定。子供のためにキビダンゴを貰った恩に報いるべく参戦であります。
ヤドリギの伝承
・ヤドリギの枝4本は聖なるイチイの樹まる一本の値打ち
・オークに生えるヤドリギが一番値打ちがある。
・女子はヤドリギの下の椅子に腰かけた男から手袋を巻き上げてよい。
・ヤドリギの下にわざと立ったあげくに無視される男は以後12か月不運に見舞われる
季節の話題ということで。
暦。12月5日(6日)は聖ニコラス祝祭日。オランダやフランドルでは聖ニコラスは黒人の従者を伴って到来。良い子には聖人がプレゼントを、悪い子は従者が袋に詰め込んでスペインに連れていくとのこと。クリスマスとなまはげが同時進行しております。グローヴァーの『サンボネットベビーズ』から。
雑。さて12月。この季節、強風をもたらす精霊は「ふいご」を手にするのであります。この道具は火おこしにも使われるため、火事を連想させる不吉さも持ち合わせています。暖房と強風は危いカップルということで。絵はチャールズ・ロビンソン、イヴリン・シャープ『風見鶏物語』から。
雑。「人間の妻に逃げられた人魚男」が子供たちを連れて波打ち際で「帰ってきて」と訴える図。妻は教会にこもって耳を塞いでいるという悲痛な状況。どちらに肩入れするのも難しいのであります。ご存じアーノルドの "Forsaken Merman"から、絵はスプーナー。
暦。11月9日は伝統的にロンドンのロードメイヤーズ・ショウの日(現行は週末に移動)。シティーの職種組合から選ばれる市長がド派手なパレードを行います。組合ごとにシンボリズムが異なり、多くの術式が隠されているのでオカルト的にも興味深い行事ですが、今年はコロナで中止が決定。残念なり、と。
雑。ティンカーベルを探すと当然ながら多数のピーターに遭遇します。赤いのはウッドウォード画、黄色いのはルーシー・アトウェル画。ディズニーに慣れすぎた目には実に新鮮でありましょう。なおピーターパンといえばクリスマス後の妖精劇「パントー」の定番ですがーー
市中引き回しの際はこんな感じです。そのときどきの有名政治家等をガイ人形に仕立てる場合も多いのであります。ドナルド・トランプのガイ人形はここ数年目白押し。
雑。妙なものを見つけて読んでしまうのは悪い癖と自覚しております。イアン・ヘイの『明るい学校生活』(1914)。当時の英国に存在したらしい「少年至上主義」をユーモラスに批判するのですが、「昨今の学園ものはいい大人を読者対象としている」と嘆息するあたり、人類は普遍なのでありましょう。