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西洋魔術博物館さんのイラストまとめ


西洋魔術関連の文物を展示するオンラインミュージアムです。
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こちらは「メニー・ハッピー・リターンズ、あなたに幸運が微笑みますように」というお誕生日向き絵葉書。ミツバチは「勤勉がもたらす幸福」「ヴェヌスの力を収穫する者」であり、基本的にラッキーなのです。ミツバチに刺される人は「おまえがわるい」と言われるのが普通であります。

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雑。「夏の宵、薔薇と働く蜂」と題される絵葉書(c1900)。お客様に庭先のビーハイブに棲む蜂たちを紹介しているのでしょう。蜂は家族の一員として遇されるのであります。アフタヌーンティーの際に蜂たちが集めたハニーでスコーンをいただくのがお洒落かと。つきあわされるネコは迷惑そうです。

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雑。「帰るの?」「帰りたいの?」「帰れると思ってるの?」でおなじみのフェアリーリングダンス。崖に追いつめるパターンもあるようです。そこで目が覚めて人間界に戻るわけですが、実は完全には戻っておらず、心のどこかは妖精たちと踊り続けているのであります。ええもう、いつまでも。

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六月の伝承 (天候と結婚以外)

・六月一日に単独で枝にとまっているコキジバトから睨まれたあげくに罵られたら、身に覚えのない敵がいるしるし
・六月にかえったヒヨコは一日中寝ている

コキジバトはカップルで行動するのが常態ですから、それが単身で呪いにやってくるあたり、事件です。

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季節。五月後半から夏至にかけて、子供たちと妖精の接触が増えるようです。キノコの輪に知らずに踏み込んでいる場合もあれば、あやかしの笛に聞き入ってしまうことも。蹄鉄を片手に見守るナニイが必要なのかもしれません。絵はラフェトラ・ラッセル。

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雑。「プーカの塔」ーー廃墟となった塔から怪しい光が漏れる様子をいいます。その近くで眠るとプーカに襲われ、翌朝ぼろぼろになって道端で発見される話が多いです。ムーンシャイナーたちの暗躍ではないかとの説も根強いです。図はカーター・ホールのダブリン案内から。

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雑。「お人形は口をきかないけれど、ずっと仕返しのことを考えている」。ドールストーリーの多くが乱暴に扱われたことへの復讐です。同じ目に遭わせてやる、と夢のなかで襲ってきます。根源的な呪術性の行き着く先は何処なのか。ともあれ標本を採取してまわるのであります。絵はジョニー・グルエル。

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雑。植物の繁茂と想像力の増大には関連性があるようなないような。春先から初夏にかけて不可思議な夢が増えるのであります。陽のあるうちに無理に寝るから、と高緯度地方ならではの意見も見かけますが果たしていかがなものか。絵はライト・エンライト。

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雑。ハンプティーダンプティー関連で珍品を発見。イースター当日、かまゆでにされることを恐れた鶏卵が高所より飛び降りて脱走を企画。脚をくじいて草むらに隠れるもウサギに発見されーーマザーグース発展の物語でスリル&サスペンスものは珍しいのであります。ビントン『マザーグース・ファン』から。

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キャベツに関する伝承

・新月の金曜日に植えるとよく育つ
・元日に食すと一年中お金に困らない
・月夜にキャベツ畑に出現するウサギは魔女
・たまにキャベツから赤ん坊が生まれる

フランスの女の子はお花から生まれ、英国の男の子はキャベツから生まれるとの伝承もあります。おそらく悪口です。

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