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西洋魔術博物館さんのイラストまとめ


西洋魔術関連の文物を展示するオンラインミュージアムです。
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19世紀英国のハロウィンではカボチャは使われず、メインはリンゴとナッツ類。水をはった盥にリンゴを浮かべてかきまわし、手をつかわずに取り出すゲームあり。栗の実に好きな人の名前を書いて暖炉に放り込み、その爆ぜ具合で占ったり呪ったり。

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9月29日は天使の祝日ミクルマス。ガチョウとブラックベリーを食べながら、庭に咲くミクルマス・デイジーを愛でる日ーーだったらしいのですが、一ヵ月後のお化けの祝日ハロウィンと比較するとやや退潮気味。広告代理店よ、奮起せよ。

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9月の聖人暦で注目すべきは29日のミクルマスデイ。大天使ミカエルおよび他の天使たちの祝祭日とされていて、なぜかガチョウを食べる日となっています。19世紀頃には宗教的意味合いも薄れてしまったらしく、イラストもガチョウ中心。

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本館にて「援助の十四聖」ファイルをアップデート。http://t.co/x0NpeNP6kt
教会とて人気商売ですから、ピンで売れない聖人を集めてユニットを組ませ、信者にいろんなグッズを買わせます。タロットの原型もその手の御絵か?

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魔術的宇宙観では四大元素と七惑星が作用してさまざまな自然現象が発生するわけですが、金星の影響力が大気を通過するとハニーとなって花にたまり、それを蜂が集めてハチミツとなるとのこと。薔薇十字の寓意にミツバチが登場する所以でもあります。

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夏至まで二週間余。この時期は一年中でもっとも肉体と魂の絆が緩む頃とされていて、ゆえに睡眠中にあやかしに会う人、それを避けるために夜明かしする人と十人十色。近日中に亡くなる人の生霊がよく目撃される時期とも言われています。

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5月1日はいうまでもなくメイデイですが、メイポールダンス等の風習はヴィクトリア朝ではもう廃れていて、チェシャあたりのど田舎で細々と命脈を保っていたとのこと。そこにメイクイーン選びを導入して復興させたのがラスキン先生なんだそうです。

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4月23日はイングランドの守護聖人、聖ジョージの祝日です。昔はそのドラゴン殺しの寸劇を各家庭で行っていたとか。聖人伝の記述を丁寧に読みますと、当のドラゴンは馬より小さいとわかります。本当はなにを退治したのか、真相はいまだ不明。

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英国ではイースターに結婚式を挙げる場合がままありました。イラストではウェディング関連の風習が見てとれます。お菓子をふりかける女性、カップルの花道を作る少女。面白いのは靴を手にした少年。旅立つ人に靴をぶつけるおまじないがあるのです。

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4月3日は聖金曜日。熱心なカトリック地域では、深夜にキリストの受難を再現する儀式を行います。暗闇の中でキリスト像を鞭打ったり釘を打ったりしますので、雰囲気はもう丑の刻参り。また子供たちに十字架饅頭(クロスバン)を配ります。

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