白藤さえ子さんのイラストまとめ

制作中の130号。

最近は背景にナイフを多用している。
たまに生まれる、予想だにしない表現。
うん。やっぱり面白い。

2枚同時進行でF130号を制作中。
こちらは2枚目の作品。
before(左)after(右)
髪を消したら絵がグッと前に出てきた。
時間をかけた場所ってなかなか消せないものだが、思い切って良かった！
これからグイグイ加筆修正していく。

去年からずっと描いているこの男性像。
当初は背景の一部がぽぽちゃん人形だったが、イマイチ決まらなかったので、ならば徹底してやってやろう、ということで背景をびっしりぽぽちゃんで埋めることにした。
多分全部で80体ぐらい描く予定だ。

新作では、ぽぽちゃん人形をある一箇所に密集させる予定。今日は、以前描いていたものを大幅に変更して、ぽぽちゃんの顔の向きを変えて描き直した。結果、私が求める気持ち悪さに1歩近づけた。

ここから先、更にクオリティを上げていく。一度諦めかけたこの作品、もう一度チャレンジして良かった。

一回ボツに仕掛けた絵。
思うところあって封印していたが、もう一度向き合うことにした。
どんなに時間がかかったとしても、完成までキッチリやり切る...！

私は画家で、一児の母、そして会社員である。

昔は祖母をモデルにしたBASANシリーズ、
今は育児に悩み、性別役割分担社会への烈しい葛藤を抱え、まがき闘う姿をテーマにした作品を描いている。

というわけで、今日も頑張ろう。

#絵描きさんと繋がりたい

木原千春さん個展。
絵具の筆致、艶、色彩のコントラストが絶妙すぎる。
何より実物を観て改めて感じるこの躍動感、生命感…
まさに心にググググッときた展示。

#なんでもいいから俺の黒背景を見ろ

油絵具の黒、鉛筆の黒。

ぽぽちゃんの隙間に幼児の骸骨。
本当に少しずつだが、一歩一歩進めていく。

「あるが儘に叫べ、そして吼えろ」2008年、油彩、S100号

そうか、これ描き終えたのが12年前の今日なのか…
時の流れは早えわ。

そして12年後、私は何をモチーフに、どのような絵を描いているのだろう。
とりあえず新作は、父像を描いてみたいと思っている。