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【本日の仏画紹介】
「普賢十羅刹女像」
絹本着彩
鎌倉時代
藤田美術館蔵
「法華経」を信仰する人々を守護する持国天、毘沙門天、十羅刹女らを引き連れた姿で描かれる普賢菩薩像。
伝承では高野山金剛院伝来で東大寺の画僧珍海が描いたとされる。
国の重要文化財。
参照
https://t.co/KVLC3yhU0S
【今日の弘法大師の言葉】
「十住心論」第九
いかんが修行し,いかんがこれ真実なる
一切如来,異口同音にかの菩薩に告げて曰く
「善男子まさに自心を観察する三昧地に住すべし」と
-意訳-
どう修行する事が真実なのか
一切義成就菩薩の問いに一切如来は告げた
「自心を観察する瞑想の三昧に入るべし」と
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毎月28日は大日如来と不動尊の縁日
大日如来は三世十方に遍満する智慧の総体である仏です
不動尊は大慈悲の手の羂索で教化し難い衆生を縛し智剣で煩悩を除く明王です
週明け月曜日お互い頑張りましょう
【本日の仏画紹介】
「文殊菩薩及び眷属像」
絹本着彩
鎌倉時代
文殊菩薩を中央に描き,そこに善哉童子四人の従者が従う図像で《五台山文殊》と呼ばれる形式です
日本へは円仁が伝えて以来,鎌倉時代に流行しました
本作は宋代仏画の影響のあるエキゾチックな印象です
参照
https://t.co/QfPC85eabx https://t.co/8OmdXWyULl
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毎月25日は文殊菩薩と赤山明神の縁日
文殊菩薩は「般若空観」の智慧を司る菩薩です。
赤山明神は本地垂迹論では地蔵菩薩と同体です。
梅雨の季節の1日、皆様が健やかに過ごせますように
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馬頭観音と聖真子明神の縁日
馬頭観音では特に畜生道の衆生を救済する菩薩/明王促進で牛馬供養の本尊値なりました
聖真子明神は神仏習合論では阿弥陀如来と同体です
週末の一日を様やかにお過ごし下さい
【本日の弘法大師の言葉】
「続性霊集」巻十
愚者は乍ち観じて実有となす
智人はよく仮にして空なりと識る
天堂と仏閣と人間の殿と有にして無なることこれに同じ
(意味)
智慧なき者は実体が普遍と錯覚する
智慧ある者は存在は仮で空性と認識する
天界の堂宇,仏閣,人間の御殿これらは有にして無である
【本日の弘法大師の言葉】
「精霊集」
行きね行きね止まるべからず
去来去来 大空の師
住まる事なかれ 住る事なかれ乳海の子
(意味)
悟りに向かい止まるな
ゆき来せよ ゆき来せよ 胎蔵生曼荼羅の阿字本不生を観ずる阿闍梨よ
止まるな 止まるな鑁字(乳海→水大→金剛界曼荼羅の種字)を観ずる行者よ
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毎月19日は馬頭菩薩、聖眞子権現の縁日
馬頭観音は畜生道を救う観音として信仰されますが密教では明王に分類される事があります
聖眞子権現は本地垂迹論では阿弥陀が本地です
良い一日を過ごせます様に
【本日の弘法大師の言葉】
「秘密曼荼羅十住心論」
四百の病は四蛇によって体を苦しめ
八万の患は三毒によって心を害す
(意味)
数百の病は地水火風の四大で象徴する事のできる身体の不調が体を苦しめる事であり
数万の患いは 貪(貪り)瞋(いかり)痴(真実を見抜けない愚かさ)が心を害す事である