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『KUBO』という冒険譚で繰り広げられた「おとぎ話」の再生と創生。心底震えた。静物に生命を宿すストップモーションの醍醐味を神秘性と共に出現させた。日本の根底にあるアニミズムが外に根を伸ばしLAIKAで新たな芽を育んだ。妥協なき創造力と柔軟な想像力が勝ち得た神話の勝利だ。
野田秀樹の滝沢馬琴もすごく同化していて、病床に伏せる葛飾北斎に、啖呵を切りながら毒を吐きかけ、喝を入れる場面なんて鳥肌モンでした。佇まいだけで、見てくれだけじゃない、本物の奇天烈っぷりを見せる野田さん、やっぱり只者じゃなかった。
『複製された男』#1日1本オススメ映画
題名のミスリードが効いた解釈丸投げミステリ。90分が長いかは分かれるところだが、この映画、輪郭が見えると面白い。"もう1人の自分"は誰なのか?蜘蛛は何を意味をするのか?時系列の歪みが認知の歪みにダイレクトに直結する構造がユニークであります。