//=time() ?>
「もしも明日が晴れならば」第5章が終了しました。時間という決して交わる事がないすれ違いと、明穂の想いが交差する辛くとも美しい人間ドラマでした。成仏するはずだった明穂は主人公への想いを捨てる事が出来ずにこの世に残ってしまいました。
次は「明穂」ルートとなりますが、果たしてどうなるのか
幽霊という存在はいつか成仏しなければならない。そんなことは分かっているのに、夏の思い出である自分が「今」を生きる主人公を引き留めてはいけないのに、本心が溢れてくる。
突然主人公の前から姿を消した明穂を探しに学園中を走り回った主人公。校庭では後夜祭としてフォークダンスが行われている。屋上にいた明穂を見つけ、彼女と二人きりで踊るフォークダンス。明穂の本当の未練は「一緒に夏休みを過ごす事だったのだ」。全ての未練が無くなった明穂は・・・
学園祭2日目。義妹のつばさと主人公の演劇部での公演を見た明穂。それまで頼りなかった二人が立派に役をこなしているのを目の当たりした彼女は唐突に悟ってしまったのだ。
明日は楽しい学園祭。楽しみだと浮かれたり、緊張したりと悲喜こもごもな義妹らと離れ、その場にいなかった明穂を探しに行く主人公。
すると教室では膝を抱え俯いている彼女がいた。月の光に照らされた彼女の姿はいつもより薄くなっている。
夏が過ぎ、冬も目の前という季節に突然訪れた異変。それまではなんともなかった明穂の姿が薄くなってきたのだ。そんな明穂を知らず、主人公は学園祭の準備に追われていく。
「もしも明日が晴れならば」は第5章に突入。季節は10月。それは衣替えの時期。周囲の人間は冬服を身にまとうのだが夏に死んだ明穂は夏服のままで着替える事ができない。徐々に明穂と主人公との間に時間というすれ違いが生まれるのだった。