//=time() ?>
『月影の下で』
2024年、アメリカは灰燼に帰した。
その36年前、地下鉄構内に追い詰められた連続殺人の容疑者が不可解な言葉を残して死亡。それは全ての始発であり終着だった─
ジム・ミックル監督のSFサスペンス。いわばターミネーター変奏曲な作品で、大層おもしろいがちょっと疑問が残る
『アウト&アウト』
今は亡き”探偵“の事務所を継いだ元極道・矢能が裏社会のコネを駆使して巨悪に牙を剥くハードボイルド…ってこれ胸熱傑作「鉄と鉛」の続編じゃないですか!矢能役は遠藤憲一にバトンタッチしましたが、研ぎ澄まされた剃刀のような佇まいにほのかな温もりを感じさせて抜群!
『アニアーラ』
荒廃した地球を背に火星を目指すも事故で航路を外れた巨大移民船。暗黒の大海を彷徨う希望なき方舟は何処にたどり着くのか、たどり着けるのか─硬質な映像が無常感を倍増する絶望漂流SF。
AIが人の哀しみと絶望に押し潰されるってのも新鮮だし、ラストも色々想像させて◎
『ディセント2』
鬼が還ってきた─
“鬼”と化し洞窟からただひとり脱出するも記憶を失ったサラ。救助隊と再び洞窟へ降下した彼女をもうひとりの“鬼”が待ち受けていた…
どうしたって蛇足になりそうな続編ですがなかなか魅せる作品に仕上がってます。サバイバルの鬼サラさんが異常にカッコいい
『ディセント』
友情で結ばれたdecentな女子5人がdescentした地下洞窟で遭遇する闇黒のdeath end─
岩と闇の重圧に理性も感情もすり潰される傑作サバイバルホラー!
他人の家に勝手に上がり込んで家人を虐殺、あまつさえ屍体に唾を吐きかける極悪人の姿が拝める映画です
『オーヴァーロード』
ノルマンディー上陸作戦の成否がかかった電波塔破壊任務を遂行すべく、4人の連合国兵士がドイツ軍占領下の寒村に潜入。しかしそこにはナチスの秘密研究所が…ゴアは甘口でアクション多めの娯楽ナチスゾンムービー。主人公のばあちゃんがハイチ出身って何か意味あったのだろうか
『ランボー 最後の戦場』
神は俺を殺戮機械として創った。国のためでなく自分のため、俺は人を殺す─
ドンパチだけが派手になっていったシリーズ(それはそれで悪くないが)にハバネロ混じりの粗塩をなすり込む第4弾!ファーストブラッドの憤怒と狂気と哀しみを受け継いだ、本当の第2章
『SF核戦争後の未来・スレッズ』
3000メガトンの核が天空を縫い、何人も逃れられない死の網で地上を覆う─
日常に急速に拡がる暗雲、衝撃の「その時」、予想を遙かに超えて容赦ない「その後」の世界。ラストシーン後の無音が鼓膜に痛い。チェイサーでマッドマックス観て心の平衡を保ちました
『孤独なふりした世界で』
死の静寂に覆われた街でひとり生きる元図書館員。毎日毎日無数の遺骸を葬り住居を清める彼の前にひとりの生存者が現れて…
ピーター・ディンクレイジ演じる「王家に生まれなかったティリオン」的なキャラが大変胸に沁む。過去はなくせないしなくすべきではない、そんなお話